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令和4年2月12日
DR-135Hのファンクション・キーを固定している スポンジが、ボロボロ になってます。

修復作業を開始、まずは、 フロントパネルを外します

ファンクション・キーを止めている素材は、 スポンジ です。

ファンクション・キーを裏面から、 黄色矢印先の スポンジ で止めているだけ。

ケンウッド TM-732 の ファンクション・キーと全く同じ素材で固定されてます。
黄色矢印 が スポンジ 、 赤色矢印 が、ファンクションボンタの 尾部

スポンジの状態を点検すると・・・・ 弾力性が無く、ボロボロ でした。


なんとか、 スポンジとしての外形を保っています が 、 触ると、即座に変形してしまい 元に戻りません。
ネジッたら、ねじれたまま、弾力性が無くなってます

スポンジが劣化すれば、 ケンウッド TM-732と同じ ように ファンクション・キーが脱落 してしまいます。

信頼性を失ったスポンジに代わる部材を探しました。
厚み約1.0mmのゴム板
過去に、DIY店で、購入した半端部材を利用しました。

カッターナイフを使い、ゴム板を切り出しております

色々な大きさの試作品を、20個程作り、ようやく、出来上がりました。

ファンクション・キーの試作経緯
①ゴム板が大きすぎると、基板上のボタンスイッチを押した状態になたり
②隣のボタンとゴム板が接触し連動して押下してしまったり
③ゴム板をギリギリの大きさで切り出すと、ゴムが切れてしまったり
試行錯誤の連続から・・・・・、 やっとの思い出、試作から、 実用レベル に達しました。


自作が完成しました。

自作品の接写

電源を投入し、ファンクション・キーを押下したとき、正常に動作。

これで・・・・、 ある日突然・・・気がついたら ファンクション・キーを紛失・・・・ という悲劇を回避することが出来ます。
昔から、ALINCO社のリグの作りは、他社と違って、機械構造的に耐久性が弱く感じてなりません。
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