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第一電波 V-2000 GP X-200 GP FRPの再塗装 (2022/9/9 22:51:23)
露出したFRPに、再塗装
メーカー DIAMOND V-2000 GP
数年で 70歳・・・アンテナの年齢ではありません。
V-2000・・・・・・・50MHz / 144MHz / 430MHz帯 GP
X-200 GP
X-200・・・・・・・・144MHz / 430MHz帯 GP
V-2000 も X-200 いずれも、 表面の塗装が劣化 して、 FRPの地肌が露出 してます。
これは まずい
いずれも、 20年以上も活躍 した グランドプレーンアンテナです
FRPの地肌が むき出し です ・・・・
FRPの塗装劣化対策の情報収集
ネットを飛び回ると、他分野情報の 自動車ボディ・オートバイのカウル の FRP塗装のDIY を参考にいたしました。
FRP表面の再塗装
さっそく・・・ カー用品のオートバックスへ
オートバックスへ向かって、迷わず同じ商品を購入して来ました。
左から FRP用プライマー 、真ん中は 白色塗料 、右は 上塗り塗料
作業の開始
はじめに、 FRP表面の汚れを、 中性洗剤を使って洗い流しました 。
FRPの表面は、白色の細かい粉状のものが付着して、掌が真っ白に 。
たぶんですが、 劣化しかかったFRP だと思います
しっかりと乾燥させてから
FRP下塗り剤の塗装
FRP専用の下塗りスプレー剤 を吹きかけました。
プライマーが乾燥したら・・・・次は、塗料の塗装です
白色のスプレー塗装
左が 「白色」スプレー塗料、 右が 仕上げで吹きかける「上塗り」スプレー
1回目のスプレー塗装・・・・
1回目のスプレー塗装では、 塗料皮膜が薄く、FRPの地肌が丸見え・・・
11月 この時期だから、なかなか塗料が乾燥しない
塗装中は、カメラ撮影は・・・・出来ませんでした
左手にエレメントを把持しながら、右手にはスプレー缶は、カメラを持つ手が無くて。
上塗りスプレーでコーティング塗料
エレメントを固定させているスポンジの交換
FRP内部のアンテナエレメントは、 スポンジ で固定されてますが、 全て劣化してボロボロ 。
劣化したスポンジの接写
劣化したスポンジを全て取り除き、 自宅のジャンク箱からスポンジを持ってきて、エレメントの固定に使いました。
FRP内部の口径よりも、二回りほど大きく切り出して、エレメントに添わせ、FRPに挿入
FRPに塗装した塗料を乾燥中
しっかりと、自然乾燥させます
FRP素材の劣化防止 と 防水対策 を完了
これで、当分の間は、 安心して使えそうだ ね
しかし、アンテナ整備をしても・・・・
完全にアクティビティは、 「0」
ここ30年以上は、アンテナから高周波を飛ばしてないなぁ・・・
JARLも55年( JA1-10761 )前頃に、会員であったものの、昭和の後半には、退会。
高周波を飛ばすことよりも、メンテナンスを楽しんでますが、
老眼鏡を使うようになってから、メンテナンスも面倒になってきたなあ。
購入した 塗料のスプレー缶の残量から推測 すると・・・
まだ、 同等のGPの本数 にすると・・・・
GP 3本は、 塗れそうです。
明日、もう一度、上塗りを予定
令和3年12月29日
塗装を終えた 「X-200」 を、ベランダ用アンテナ設置基台を利用して、ベランダに設置。
給電部までの地上高は、 レーザー距離計 を使って、計測した結果
地上高 8.582メートル ( 約8.6メートル )
購入から 20年以上は経過している X-200 に、リグを接続させて SWR計測
144 MHz帯 SWR値 1.2
430 MHZ帯 SWR値 1.6
別のアンテナに取り替えて、条件は同じに計測すると
SWR値は、ほぼ同様の結果
20年以上前に使っていた 5D-2V の同軸ケーブルが劣化 していると判断。
年明け、8D-FBを購入する予定。
X-200は、まだ健在のようだ
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