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KENWOOD TH-45 分解整備 リチウム交換 受信拡張改造 (2022/9/9 22:50:26)
令和3年4月24日
ヤフオクで落札した 3台の TH-45
送信も受信も未改造 完全ノーマル状態でしたが、 全てバックアップ用のリチウムバッテリー が 完全に消費されて、メモリーが機能していない 。
リチウムバッテリー 「CR2025」 をネットでオーダーしました。
品物が届くまで、3台のTH-45を開いて、待つことに。
さて・・・ 7MHz帯のQRMに耳を傾けながら・・・ 分解の開始です
出品された方のコメントでは・・・・ 「動作未確認のTH-45」 とのことでしたが、完全動作機でした。
部品取りに最適と思ったが ・・、 正常動作機 でした。
傷がない・・・・、とても素晴らしい状態
落札総額から、1台当りの落札金額は 1,300円
不動TH-45を探しているのに、残念・・・ 更に 部品取りをヤフオクで探さねば・・・
分解の手順について
1 本体底面のバッテリー接点を取り外します
2 側面のPTTの直下のネジを外します
3 マイク・イヤホンジャックの直下のネジを外します。
(黄色矢印先のネジ 1個 ここだけ 外します)
4 正面のスピーカー側のボディを外します
5 VFO と ボリューム・スケルチ操作用の
ツマミを引き抜きます
6 VFOとボリュームは、
特殊なナットで取り付けられています。
先の細い、ラジオペンチを使って、回すことが出来ます。
7 パネルを指で ゆすりながら、取り外します
配線の フラットケーブル は、 強い力が加わると 、 破損 します
目的のリチウムバッテリーが見えてきました。
配線のフラットケーブル は、 破損 しやすいので、 慎重に、 パネル を取り外します。
8 パネル や 基盤 を
マスキングテープを使って、固定させます
3台のTH-45を、三枚におろしました
ハンダコテを使って、リチウムバッテリー 「CR2025」 を外します
両面テープで、基盤に固定されてます。
取り外したリチウムバッテリー 「CR2025」
電圧・・・ 限りなく 0ボルト
リチウムバッテリーが取り付けられている基板の反対側には、集積回路がありますから、取扱い注意
リチウムバッテが、まだ届きません・・・このままの状態で保管します。
3台共に、送信・受信が完全にノーマル 、 未改造 とは、 今どき 非常に珍しい状態 です。
リチウムバッテリー 「CR2025」 が届くまで・・・・・
受信の拡張改造をしましょう
長さ 2mmほどのチップ部品を、ずらして、回路を遮断するだけ。
受信拡張状態を元に戻すには、 ずらしたチップ部品を、元の位置に移動させるだけ
ついでに、 送信改造・・・の実験、 3台 共に、改造。
ダミーロードに接続させて、送信試験
実験成功・・・電波法によれば
「直ちに違法な電波が発射される状態の無線機は、違法」
100万円以下の罰金・・・・
送信改造が出来たことを実験で得られたので、 回路を基に戻し、CPUをリセットして、ノーマルのTH-45に戻しました。
電波法に触れるので、元に戻しました。
さて、まだ、リチウムバッテリーが届きません。
この続きは、後日 アップいたします。
一旦、ブログを止めたところ、郵便ポストに・・・配達がありました。
ヤフオクで購入したリチウムバッテリー 「CR2025」 が届きました。
CR2025
上側が、オリジナル
単価 700円〜800円 と 送料
3個が必要だから・・・安価なネットショップで購入。
単価 164円 送料 63円
ネットショップは、安価ですが、 「タブ」が短い・・・・
タブが短く、基板上の電極まで届かないので、 極細のリード線を使って、電極まで延長。
リチウムバッテリーは、 両面テープを使って、基盤に固定 させてますから、グラグラとしません。
試験操作・・・、バックアップが蘇りました。
オリジナルのリチウムは、取扱説明書では、5年程、電源を供給する。
このリチウムは、・・・不明ですが、その時は、また交換すれば良い
明日 4月25日 東京は、コロナ渦により、緊急事態宣言。
勤め先も、在宅勤務になるだろうから、片っ端から、無線機のメンテナンスをしましょう
楽しい、一日 でした。
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