無線ブログ集
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福山電気 FDK マルチU-11 水晶発振子の計算 (2022/8/20 8:07:42)
福山電気 FDK マルチU-11
430MHzトランシーバー
430MHz帯
全体的には、細かい擦過跡が付いているが、まだまだ 美品状態。
スタンドにも、サビは発生してない。
大切に管理保管してきた思い出のあるリグです。
健康状態の検診をしました
ダミーロードに接続させて、試験送信
送信出力・・・ 15W
人間で言えば、後期高齢ですので、
出力を 10W まで下げました。
変調が浅い・・・・ マイクゲイン用VRを調整 して、ノーマルに戻しました。
最近の無線機は、完全にメンテナンスが出来ません。
完全にお手上げで、知りたいとか、どうなってんだろうとか、 全く好奇心が湧きません。
小生、この好奇心が湧かない・・・無線技士の衰退だ
アナログ回路 時代であれば、なんとか忘れてしまった知識を思い出しながら、 なんとかメンテナンスは出来そうだ ・・・
回路図から、調整ポイントを見つけ出して、調整完了
送受信用クリスタルソケット
水晶ソケットの傍に、トリマーコンデンサーが見えますが、このトリマーコンデンサーを回して、ズッコケタ周波数を調整します。
送・受信用の水晶発振子の原振周波数の計算式
送信用 水晶発振子 の計算式
水晶 原振 周波数 = F ÷ 24MHz
送信用水晶 原振 周波数 = 433.00MHz ÷24MHz→18.041666MHz
送信用の水晶 原振 周波数 = 18.041666MHz
受信用 水晶発振子 の計算式
水晶原振周波数 = ( F - 397.7 ) - 3MHz
受信用水晶 原振 周波数 = ( 433.00MHz - 397.7 ) -3MHz →11.76666MHz
受信用の水晶 原振 周波数 = 11.76666 MHz
この計算式で 「原振周波数(水晶発振子)の周波数」が求められる から、
水晶の業者に作成を依頼することになります。
周波数の切り替えスイッチ
23チャンネルのロータリー式チャンネル切り替え式。
レピーター機能は無い
当然、トーン発振回路も無い
この状態を維持させることが、面白い
断捨離・・・・う〜
まだ 少し 手元に置いておこうかなぁ
災害発生時の通信手段として、手元に置いておきましょう。
周波数が少ないから、役に立つとは、思いませんが、コレクション色が強いだけかあ
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