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中華製LZ1AQ方式ループアンテナの試用 (2023/1/20 16:41:45)
年明け早々に帰郷する際、中華製のループアンテナとHL2をバッグに入れました。
実は、10月頃から中華通販サイトの広告に表示される「lz1aqアンプ」が気になったのです。
3Y0Jの受信用アンテナとして注目されている、LZ1AQ RX loop systemを構成する差動型アンプの原型↓をパクっているようです。
「Wideband Active Small Magnetic Loop Antenna / Chavdar Levkov LZ1AQ」
http://www.lz1aq.signacor.com/docs/wsml/wideband-active-sm-loop-antenna.htm
良い値段なので迷ったのですが、いぜん使用した"AAA-1"↓の好感触を思い出しました。
3Y0Jの受信用アンテナはこれがベースになるらしい。
「Active Antenna Amplifier (model AAA-1C) / 99.00 € excl. VAT」
https://active-antenna.eu/amplifier-kit/
11月中には届いていたのですが、いろいろと慌ただしく手つかずになっていました。
シールドを外すと・・・
入力側
出力側
パーツの値が一部異なりますが、回路はLZ1AQの原典にソックリです。
トランジスタは、姿形と"RE"のマークから想像すると、
2SC3357のhFE値125~250バージョンかも知れません(だと良いな)?
裏面
ずいぶんと大きく書いてますね!
結線の方法
両端がSMAの硬めの同軸ケーブル 2本の芯線と外被をスライド式のスイッチで切り替えて、
メビウス/シールデッド・ループ/微小ループの切換が出来るようです。
外は雪だし、全体の耐候性は全くありません。
鴨居からぶら下げてみました。
ループの直径は65㎝
さて、アンテナをつないだものの、困ったのはHermes Lite 2とパソコンの接続です。
東京ではルーターのDNS設定で決め打ちしているのですが、LANポート直結した際のアドレスが分かりません。
チョシママワシしてるうちに、HL2が暴走しているようでLEDのブリンクが可笑しくなりました。
だいぶ格闘しているうちに、何かの拍子に[169.254.19.221]でpingが通るようになりました。
ヤレヤレ
中波帯を聴いてみると、中国語と朝鮮語のオンパレード!
子供のころラジオのダイアルを回した時と同じ感覚です。
もうすっかり忘れていた、日本海岸の空でした。
さすがに小さすぎるようで(アンプの下限?)、40kHzのJJYや136kHzは見えないようです。
SparkSDRで474.2kHzのWSPRにセットして床に就きました。
夜中に目を覚ますと良く見えていました
老親が暮らしていた古い木造家屋のこと、電波は良く透るし、地デジ以外のデジタル機器はありません。加えて、近隣の空き家化も進んでいます。
鴨居にぶら下げたループアンテナでも良く見えるのにびっくりしました。
東京では、ミニホイップやループを取っ換え・引っ換えして悩んでいましたが、ノイズ環境を勘定に入れないと駄目ですね。
こんなに違うんだったら、親が生きてるうちにもっと帰ってくれば良かった・・・とか思い始めると、眠れなくなって仕舞いました。