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5.6mロッドアンテナを使ったマルチバンドアンテナの製作 (2023/1/27 20:57:00)
最近アンテナを作ってないなぁ〜、最後に作ったのはいつだっけ?
ということで、作ってみる事にしました。
ちなみに最後に作ったのは、自作の1:9UN-UNと組合せたマルチバンドロングワイヤーアンテナ。これがまた結構遊べて、800局以上はQSOが出来ました。
今回は「移動運用」用を作りたいと思います。
無論、マルチバンドが基本です。
ベースにしたのは1本5.6mの長いロッドアンテナ。これを2本購入しました。
次に構造ですが、
・V型
・デルタループ型
の2種類が出来る形としました。
Vの角度は90度。
50Ωにするには、もう少し鈍角の方が良いのですが、
・経験的に地面や周辺金属に近くなるとインピーダンスが下がりやすくなる
・余りに長いロッドアンテナなので、自重で開いていく
事を加味し、気持ち鋭角気味にしてます。
マストやアンテナを支える板は、百均の"まな板"。
昔に比べると厚さは1/3程度、強度の不安感は増しましたが、これも時代の流れです。
給電部はP1.5のM10ナット。
こんな半端なサイズは自宅に無かったので、圧着端子と共に新規購入しました。
いま時点は1:1バランが付いてますが、ループアンテナ仕様にするときは、専用のインピーダンス変換バランを作って付ける予定です。
また、長さの足りないバンドは、短縮コイルを製作し挿入する予定です。
今回は、原点立ち返りの基本的アンテナですので、MMANAは使わずです。
その代わり、アンテナハンドブックを引っ張り出しました。
私が学生時代に買った書籍で、ページも一部剥がれてますが、これに掲載されているデータは先人達の貴重なもので、未だに普通に活用出来ます。
有り難いですね。
さて、後はフィールドへ持って行って実験です。
今回のアンテナは、ちょっと大き目な部類です。
路上構造物に固定したり、周囲の人が危険を感じる様な運用の仕方は、やめないといけませんね。