無線ブログ集
メイン | 簡易ヘッドライン |
ICB-880 メンテナンス (2023/2/3 2:54:40)
ICB-880 メンテナンスのためお預かりしました。
昭和57年(1982年)の製造です。
アンテナのネジを増し締めしました。
製造から40年以上が経過した無線機です。
電解コンデンサー劣化によるパターン腐食とハンダ不良が見られます。
プラスチックの劣化がすすみ、もろくなって割れていました。
リペアしました。
電解コンデンサーをオール交換します。
ICB-880はPLL機です。 シールド板を外しました。
電解コンデンサー劣化によりパターンが腐食しています。
レジストを剥がしてみると、腐食によってパターンの一部が失われています。
パターンを洗浄、研磨しました。
ハンダメッキしました。
失われたパターンを修復。
交換のコンデンサー取付けます。
電解コンデンサーをオール交換しました。
電化製品には、ろうそくで埋める処理をされた場所があります。
コンデンサーを掘り出します。
交換しました。
交換部品です。
ドライアップ状態です。
希望により、Sメーター照明LEDを追加しました。
測定と調整。
周波数 27,144Mhz
出力 0,5W
スプリアスの状態。
受信感度を最大に調整。
受信感度。
ー123,0dBm
アンテナローディングコイルを最大に調整。
ICB-8XX系共通のデザインですが、本機は貴重なガンダムカラーの無線機です。
PLLのチャンネルスキャンが便利です。
execution time : 0.021 sec