無線ブログ集
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中間周波数の信号でバンドスコープ(^-^)v (2023/2/15 17:19:51)
各局様、こんにちわ〜
JI2OEY ひろでございます
夕方のいい時間になってきました
風が強くてエレメントがしなりますね
わたしアマチュア無線のアンテナって大好きで、
自立式のタワーに上がってる大きなHFの八木アンテナとか
他局のアンテナでも見ていて幸せになります
シャックもそうですね。
どんなシャックでも無線機一台でも置いてある風景は大好きです。
さてさて
書き溜めていた記事がありますので、アップしますね
前回、スーパーヘテロダインの話の中で、
中間周波数の信号を引き抜くと、
別の受信機で復調することができるんですって紹介しましたね。
今回は、その中間周波数の信号を、
今流行りのSDR受信機に入れるとこんなことができるんですよ
のご紹介です。
こちらがわたしが使っているSDR受信機
受信機は、RTL-SDR V3(RTL2832U+R820T2+TCXO)です。
アンテナ端子に14MHzのローパスフィルターを付けておきました。
ここに無線機の中間周波数の信号(今回は8.83MHz)を入れてやります。
そして、ここ大事
SDR用のソフトはフリーソフトのHD SDR を使います。
無線機はKENWOOD TS-870Sを使います。
TS-870Sは、この通りバンドスコープを搭載していません。
最近バンドスコープの便利さは痛感してます。
そこで、
このような昔の無線機にSDR受信機を組み合わせて、
バンドスコープを実現させたいと思います。
このブログでもTS-940にバンドスコープをつけた記事を紹介してますが、
紹介したのは約2年前ですので、今回はTS-870Sでもう一度やっておきますね。
以前見ていただいた方は
繰り返しになっちゃいますけど
手前のIF OUT 1です。
そして一番奥にCAT制御用のRS-232Cの端子を持っています。
わたしが知る限り、IFの出力は
KENWOODのTS-870S、TS-940S、TS-950Sは標準で持っています。
他にもあるかも。。。
たとえ標準で搭載してなかったとしても、中間周波数(IF)の出力は、
大抵の場合テストポイントになってますので、比較的簡易に抜き出すことはできると思われます。
SDRソフトのHD SDRの素晴らしいところは、このように無線機の中間周波数(IF)
の信号を入れることを考慮してあるところです。
RF front-end-frequency optionの画面で中間周波数を設定することができます。
TS-870Sは8.83MHz (8830000Hz)
どうです
まぁまぁ使えそうでしょ
モニタをどう置くかとか使い勝手は考えないといけないですけどね。
こちらがCAT制御を使ってPCから無線機をコントロールした様子です。
周波数、モードなどの制御ができます。
片手でスマホもって片手でマウス操作なので
ちょっとうまいこと動かせてないですけど
まぁこんなこともできます。
CATに関しては、さすがに昔の無線機では対応してない機種も多いですね。
そんなこんなで、
昔の無線機も捨てたもんじゃないよって話でした