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feed アルインコからユーザーを選ぶ「超マニア向け」のマルチモードレシーバーDJ-X100発表 (2023/3/13 22:59:01)

アルインコから待ちに待ったマルチモードレシーバーのDJ-X100が発表となりました。
昨年のハムフェア2022で発表以来、受信マニアの間で話題になっていたマルチモードレシーバーだけに、一般発売が待たれています。

型番:DJ-X100
価格:¥99,000(税込)
発売予定:2023年4月中旬

ハムフェア2022の目玉になった機器と言えば、アルインコの新型受信機「DJ-X100」と言って過言ではないでしょう。 受信できるモードは以...
www.freeradio.jp
2022-08-25 11:30

マルチモードレシーバーDJ-X100の概要

早速アルインコが発表したDJ-X100の概要を紹介します。
今回メーカーからの発表で面白いのが[お断り]の最後にある一文でしょう。

◎無線受信に関する用語説明から始めねばならないようなビギナー向けサポートは製品の性質上、致しかねます。販売の際は十分ご配慮ください。

上記の通り、初心者向けの製品でないことをメーカーが表明していることからも、低レベルのメーカーへの問合せを事前に拒否してることが分かります。(販売店向け資料なので、販売店に注意喚起しています)
DJ-X100が 「超マニア向け」 ストロングスタイルの受信機という位置づけなのでしょう。

*V/UHF30~470MHz※をカバー、急速に進むデジタル化による周波数 割り当て変更に追従    できないバンド設定、オートモード、オート ステップの概念は敢えて未採用 (※一部のバンドを除く)

*GPSレシーバーを内蔵、メモリーに登録した経緯度データで最寄り のチャンネルの検索とスキャンが可能

*メモリーは 999CH、プログラムスキャンは 50 組、バンクは26、 メモリーには全角14 文字(半角は28文字)までのネームタグ表示

*ステップ切り替えが簡単なオフセットステップ機能

*アナログAMとFMもDSP処理をしてクリアな受信音を実現

*アナログ受信のトーンはCTCSS(リバース含む)、DCS(リバース含む)、 JR/MSKの空線キャンセラーを装備

*通信の待ち受け中にFMラジオが聞けるラジオモード

*ハンディ受信機では業界初、USB Type-Cコネクターを採用、充電・ 外部電源端子の他、標準付属のケーブルでパソコンとの通信接続 が可能(2023年2月当社調べ)

*大口径スピーカーとBTLアンプ採用により明瞭なオーディオ出力、 イヤホン端子はステレオイヤホンに対応、両耳での受信とワッチ中 の自然な見た目を実現 (受信音はモノラルです)

*受信機としてはアルインコ初のIP67耐塵・防浸ボディ、付属Li-Ion バッテリーのほか単三乾電池3本も使え、フィールド受信も安心

*測定器をイメージしたデザインと航空機のグラスコックピットを 参考にしたディスプレイはカラーTFTながら視認性を向上させる ため敢えてモノトーンを採用(バックとフォントの色は自由に変更、 組み合わせが可能)

*周波数の入力、モードとステップ切り替えに特化したボタンの選定 と配置、キーボードはメンブレンタイプで押しやすいフラット型

*階層式で日本語の操作メニューを採用した、直感的に使える最新の ユーザーインターフェース

*スタンド型の急速充電器、単三乾電池ケース、ソフトケースと別売 オプションも充実

[お断り]
*SDカードなどの外部メディア、録音、ワイヤレスイヤホンには対応しません。
*全てのデジタル信号を受信するものではありません。
*盗聴器発見機能はありません。
*電波型式、ステップ、シフトやCTCSS/UCなどの選択通信、秘話、スキャンの種類 など無線と受信機に関する知識が無いとお使いになれません。
◎無線受信に関する用語説明から始めねばならないようなビギナー向けサポートは製品の性質上、致しかねます。販売の際は十分ご配慮ください。

▲クリックすると大きな画像が表示されます。

仕様

受信周波数や受信モードは以下の通り発表されました。

【受信周波数範囲】
30.000000~ 75.999999MHz
108.000001~253.799999MHz
255.000000~261.999999MHz
266.000000~270.999999MHz
275.000000~380.199999MHz
381.325000~411.999999MHz
414.400000~470.000000MHz
FMラジオ放送(WFMのみ・ステップ100kHz固定):76.000000~108.000000MHz
 
【受信可能な電波型式】
– デジタル
国内規格:STD-T98 DCR簡易無線 登録局・免許局 / STD-T102/B54 報道機関、一般業務無線 (NXDN)
海外規格: DMR(TDMA業務無線) 一般業務無線、船上通信局(タグボート連絡)等の一部に使用
アマチュア無線:D-STAR 音声 / C4FM DNモードの音声 
– アナログ
* 市販のアナログハンディレシーバーで受信できるVHF/UHF帯のFMアナログ信号は本機でも受信できます。
・FMラジオ放送(AM補完含む)・民間・軍用航空無線のAM ・国際VHFマリン ・特定小電力無線、UHF簡易業務などのNFM(12.5KHzステップ)
・50/144/430MHzアマチュア無線のFMモード、VHF簡易業務などのFM(20kHzステップ)
– データ
*アナログ・デジタルに関わらず、対応する位置情報データを受信・デコードすると文字情報は自動で、位置情報は予めセットした「位置表示画面」上に、向きなどを含めてアイコン表示します。
標準ではアナログの船舶位置「AIS」と航空機の文字通信「ACARS」が簡単にデコードできます。
サードパーティ製受信ソフトで使われたことがある12kHzIF出力(W/N対応)も採用しました。
【未対応のデジタル通信】下記のような通信は受信できません。受信できるようにする方法はありません。
 警察・消防救急・自衛隊・海上保安庁など特殊な通信/携帯電話・デジタルコードレス電話/防災行政/
電力会社/高速道路/JR在来線、新幹線/デジタル化した私鉄/MCA/空港内連絡/デジタル小電力コミュニティ/C4FMのVWモード/アルインコのEJ-47U、RALCWI、強化秘話/海外規格のAPCO25、TETRAなど

定格など

外形寸法: 幅 58 ×高さ 110 奥行き 32.5 mm (突起物含まず/約)

質量: 260 g (アンテナ、付属品バッテリーパックEBP-114/3.6V 3120mAh 含む/約)

外郭保護性能:IP67相当の耐塵、防浸(規定の条件で内部に塵や水が入らない)

使用温度範囲:-20~+60℃

充電時間(最長/約 :付属USBケーブルとUSBアダプターにて5時間、別売充電スタンドEDC-325Aにて3.5時間

使用可能時間の目安:約16時間(EBP-114)/約7時間(別売乾電池ケース)*GPSとFMラジオオフ/BSオン,受信6・待ち受け54秒にて

音声出力(10%歪時):内蔵スピーカー400mW(8Ω)、外部端子40mW (32Ω)

定格電圧(DC):3.6Vバッテリー/ 5V USB/ 4.5V 乾電池ケース(単三形3本)

受信方式:トリプルスーパーヘテロダイン+DSP / FMラジオ放送バンドはダイレクトコンバージョン中間周波数(WFM以外):第1 243.95MHz/第2 50.85MHz/第3 450kHz受信感度:デジタル・データモードはBER1%にて
・FM・NFM -10dBμV以下(12dB SINAD) / AM・NAM 2dBμV以下(10dB S/N)
・T98/D-STAR(144/430MHzハムバンド) -10dBμV以下 / DMR/C4FM(DN/144/430MHzハムバンド)- 7dBμV以下

・AIS -5dBμV以下(162MHzのみ) ・FMラジオ放送 ー2dBμV以下(12dB SINAD)

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