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オゾン発生器 修理 (2023/3/18 12:48:18)
オゾン発生器 の修理です。
友人からの依頼で、ビール1ケースと共に届きました。
待て待て、まだ直ってないし、先に貢物を頂いても。
困ったぞ。
それに、送料をかけて、重いビールまで送っていたら、新品を購入した方が安いですよ!
とりあえず、状況確認を。
その前に、オゾン発生器と言う物の動作自体を知らないので、どうなったら正解かが分からないのです。
音がするのか、光るのか、臭いがするのか......
さっそく 「物知り」 のGoogle先生にお尋ねを。
すると、生魚の内臓を出した時のような臭いなんてのもありましたし
森林のような臭いってのもありました。
えーっ、生魚の臭いと森林の臭いじゃあ全然違うじゃん。
まあ、とにかく何か臭があると言うのと、イオン発生パネルらしき部分が
ブルーに光るというのが分かりました。
では、早速通電します。
スイッチONでファンが回りますが、
・臭い 無し
・イオン発生パネル 光らず
うーん、動作していないみたい。
銘板が無いので、定格がわかりません。スペックをGoogleで調べると、同じと思われる
画像の消費電力が300Wらしいので、クランプメーターを装着してパワーON。
あらら、ほとんど連流は流れず、FANだけの消費電流っぽい。
動作しないものは分解しかありませんが。オゾン発生器はかなりの高電圧を
オゾン発生パネルに供給しているみたいなので、たまった電荷が抜けてから作業をします。
基板を見た感じ、交流を直流に変えて、高い周波数で発振させて.....
フィードバックさせない版のスイッチング電源の高圧仕様かぁ。
なんてごそごそやっていると、トランジスタが放熱板に固定してあるのですが
ネジの締め付けがゆるゆるで締まってないじゃないですか。これじゃ放熱なんて期待できません。
外してトランジスタチェッカーで測定すると、内部ショートで壊れています。
もう1つも外して測定。同じように壊れています。
組み立て者が電源ON。よしよし動作OKとほんの2,3秒の検査で合格。
これくらいなら、トランジスタは壊れるくらい熱くはならないでしょうけど
放熱のきいていないトランジスタなんて、数分通電してりゃ壊れるでしょうね。
と、言う事で2個共フルモールドの同等品に交換。
放熱グリスをタップリ塗って、ネジの締め付けもグイグイとしっかり。
その周りのダイオードなどもチェックしますが、測定器でチェックする限りは問題無さそうです。
分解した時に、 おお怖っ! と思ったのが、基板は固定されておらず
窪み部分に押し込んであるだけでした。まあ、パチンはなさそうでしたが
気持ちが悪いので、金属物である放熱板に高温に耐えるテープで保護しておきました。
粘着が弱くなったら、パランと剥がれてと言う心配もあるのですが、放熱板とケースで
テープを挟み込む構造ですので、テープを長めにしておきました。これで挟み込まれて
剥がれ落ちる事はないでしょう。
ここで仮組をして、直っているか確認をします。
パーーーーンと言って、部品が飛び散ったら怖いので、遠く離れて
クランプメーターで確認しながら延長コードで電源を投入。
パワーON
ブーーーーーーーン。ファンの音のみで、最初に測定した時の電流値と
変わりがありません。
おや?
この続きは、また次回。
友人からの依頼で、ビール1ケースと共に届きました。
待て待て、まだ直ってないし、先に貢物を頂いても。
困ったぞ。
それに、送料をかけて、重いビールまで送っていたら、新品を購入した方が安いですよ!
とりあえず、状況確認を。
その前に、オゾン発生器と言う物の動作自体を知らないので、どうなったら正解かが分からないのです。
音がするのか、光るのか、臭いがするのか......
さっそく 「物知り」 のGoogle先生にお尋ねを。
すると、生魚の内臓を出した時のような臭いなんてのもありましたし
森林のような臭いってのもありました。
えーっ、生魚の臭いと森林の臭いじゃあ全然違うじゃん。
まあ、とにかく何か臭があると言うのと、イオン発生パネルらしき部分が
ブルーに光るというのが分かりました。
では、早速通電します。
スイッチONでファンが回りますが、
・臭い 無し
・イオン発生パネル 光らず
うーん、動作していないみたい。
銘板が無いので、定格がわかりません。スペックをGoogleで調べると、同じと思われる
画像の消費電力が300Wらしいので、クランプメーターを装着してパワーON。
あらら、ほとんど連流は流れず、FANだけの消費電流っぽい。
動作しないものは分解しかありませんが。オゾン発生器はかなりの高電圧を
オゾン発生パネルに供給しているみたいなので、たまった電荷が抜けてから作業をします。
基板を見た感じ、交流を直流に変えて、高い周波数で発振させて.....
フィードバックさせない版のスイッチング電源の高圧仕様かぁ。
なんてごそごそやっていると、トランジスタが放熱板に固定してあるのですが
ネジの締め付けがゆるゆるで締まってないじゃないですか。これじゃ放熱なんて期待できません。
外してトランジスタチェッカーで測定すると、内部ショートで壊れています。
もう1つも外して測定。同じように壊れています。
組み立て者が電源ON。よしよし動作OKとほんの2,3秒の検査で合格。
これくらいなら、トランジスタは壊れるくらい熱くはならないでしょうけど
放熱のきいていないトランジスタなんて、数分通電してりゃ壊れるでしょうね。
と、言う事で2個共フルモールドの同等品に交換。
放熱グリスをタップリ塗って、ネジの締め付けもグイグイとしっかり。
その周りのダイオードなどもチェックしますが、測定器でチェックする限りは問題無さそうです。
分解した時に、 おお怖っ! と思ったのが、基板は固定されておらず
窪み部分に押し込んであるだけでした。まあ、パチンはなさそうでしたが
気持ちが悪いので、金属物である放熱板に高温に耐えるテープで保護しておきました。
粘着が弱くなったら、パランと剥がれてと言う心配もあるのですが、放熱板とケースで
テープを挟み込む構造ですので、テープを長めにしておきました。これで挟み込まれて
剥がれ落ちる事はないでしょう。
ここで仮組をして、直っているか確認をします。
パーーーーンと言って、部品が飛び散ったら怖いので、遠く離れて
クランプメーターで確認しながら延長コードで電源を投入。
パワーON
ブーーーーーーーン。ファンの音のみで、最初に測定した時の電流値と
変わりがありません。
おや?
この続きは、また次回。
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