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FT-897 液晶が縞になり見にくいとのことです。

液晶の縞欠けはこの機種の持病で、必ずといって良いほどこのようになります。
メーカーにも部品はありません。
同時期に製造された FT-857、817でも同様の症状になることが確認されています。

フロント部取り外し。

基板を外すと液晶が見えます。

フィルム基板のため熱に弱く、外したら廃棄は覚悟せねばなりません。
熱風ブロワーも怖い方法です。

オーナー様が中国製の代替品を入手したとのことです。

製造ロットの違いでしょうか。
パターンが一致せず、ラインの場所に出る信号は途絶えるパターンになっています。
交換は見送りとしました。
交換は見送りとしました。

フィルム基板の様子を見ながらハンダを強化しました。

液晶制御ICのピン足の汚れを洗浄しました。

あまり変化しませんでした。
延命措置でしかなく、ジャンク品からフロント基板ごと移植するしかありませんが、また症状が出るでしょう。

測定と調整。
周波数 29,00Mhz

出力 50W

スプリアス良好です。

受信感度。
29Mhz FM ー117,7dBm (SINAD)

7,00Mhz SSB ー131,0dBm

受信感度スペックシール添付。

この機種の液晶不良はどうしようもないという結論です。

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