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feed <減少スピード、再び上昇傾向か?>総務省が2023年2月末のアマチュア局数を公表、前月より879局少ない37万1,245局 (2023/4/4 18:00:21)

2023年4月3日、総務省は2023年2月末のアマチュア無線局数を公表した。それによると前回の2023年1月末のデータから1か月間で879局減少し、371,245局となった。以前までの▲1,000局/月以上と比べれば緩やかな減少スピードと言えるが、今回のデータでは再び▲1,000局/月に近づきつつある。

 

 

対前月比でのアマチュア局の減少数推移を見ると、今回公表された2023年1月末のデータは対前月比で▲673局。以前までの▲1,000局/月以上と比べれば、まだ緩やかな減少スピードと言えるが、今回のデータでは再び▲1,000局/月に近づきつつある

アマチュア局登録の多いエリア順に並べると、1エリア(関東管内)は11万局以上の登録があるが、2番目は2エリア(東海管内)で3位が3エリア(近畿管内)、そして4位には7エリア(東北管内)、5位は8エリア(北海道管内)、6位は6エリア(九州管内)と続く

 

 

 アマチュア局は、1995年3月末に過去最高の136万4,316局を記録したピークから増減を繰り返し、ピーク後に最高となった2016年4月末の43万6,389局から、現在も“ピーク後最低局数”を更新し続けている。ピーク後に最高となった43万6,389局から83か月間で65,144局減少した。

 

 

●2023年2月末、アマチュア局の各エリア(管内)局数内訳

 

・1エリア(関東管内): 109,778局(109,946局)

・2エリア(東海管内): 47,361局(47,503局)

・3エリア(近畿管内): 45,115局(45,214局)

・4アリア(中国管内): 22,357局(22,382局)

・5エリア(四国管内): 17,142局(17,168局)

・6エリア(九州管内): 30,907局(31,009局)

・7エリア(東北管内): 38,599局(38,731局)

・8エリア(北海道管内):33,835局(33,965局)

・9エリア(北陸管内): 8,879局(8,922局)

・0エリア(信越管内): 15,097局(15,124局)

・6エリア(沖縄管内):  2,175局(2,160局)

 

※カッコ内の数字は2023年1月末の局数を表す

 

 

2013年4月末から2023年2月末までのアマチュア局数の推移

 

 

 

 パーソナル無線局は、沖縄総合通信事務所管内が2020年7月末のデータから0局、北陸総合通信局管内が2020年12月末のデータから0局、四国総合通信局管内が2021年6月末のデータから0局、近畿総合通信局管内が2021年7月末のデータから0局、中国総合通信局管内と北海道総合通信局が2021年8月末のデータから0局、九州総合通信局管内、東北総合通信局管内、信越総合通信局管内が2021年10月末のデータから0局となり、それぞれの管内からパーソナル無線局は消滅。

 

 さらに、2021年11月末の時点では関東総合通信局管内と東海総合通信局管内の各1局が残っていたが、今回のデータでは0局になっている。最後の1局(関東管内)の免許有効期限が昨年(2021年)の12月19日までだったので、12月20日をもって「パーソナル無線」は完全に消滅しまっている。

 

 

 

●関連リンク: 無線局統計情報(総務省)

 

 

 


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