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feed JR-310プチレストアその7 (2023/4/17 3:38:17)
早速セラミックフィルターの取り付け方法が決まりましたので、455KHz IFTコイルとセラミックフィルタCFJ455K5を実装することにしました。

以下簡単な手順です。
1.先ずはJR-310のオプションフィルター取り付けのINPUT-OUTPUTのジャンパーワイヤをそれぞれ外します。
2.アース側には0.7Φの銅線を少しPCBから浮かして半田付けします。
3.信号線のフィルターの入力側と出力側に余っているコンデンサを半田付けします。線だけ使います。
以下1から3までの手順完了したところです。
4.CFJ455K5フィルターのアースとケースアースを銅線に半田付けします。このとき上から見てまっすぐになるように位置(傾きがないようにする)を調整して固定して半田付します。
5.CFJ455K5の信号線入力と出力側には予め錫メッキ線を2cmほど半田付しておきます。
6.信号線側のコンデンサ取り付けハンダしたコンデンサをCFJ455K5の錫メッキワイヤとうまく接触するようにコンデンサは切り落として線どうし半田づけする位置を決めます。また、位置が決まったら適量にペースト(フラックス)を塗ります。
7.基板側の信号線と、CFJ455K5の信号線を素早く半田付けします。同様に基板の出力線とCFJ455K5の出力線を素早く半田付けします。

4から7までの手順完了後のCFJ455K5取り付け完了後の写真です。
以上で取り付けはすべて完了です。

早速取り付け後の調整を行いました。30年ぐらい前に購入したリーダーのLSG-16 SIGNAL GENERATORを引っ張り出して来ました。久々に電源を入れましたが、問題なく動いてくれました。

LEDERのLSG-16 SIGNAL GENERATORです。
455KHz のIFTの調整もできるのですが、今回は直接7MHzの実信号のキャリアでCFJ455K5のインピーダンス合わせのIFTの調整をすることにします。このほうが他の部分も合わせての調整となるので良いかと思います。単独の中間周波回路の調整などの場合は455KHzで良いと思います。
7MHzの発振キャリアはQRHもなくセラミックフィルター部のIFTの調整、他高周波回路の調整も容易に進み完了しました。

先ずはバンドのノイズレベルの変化も確認してみました。7MHzの空き周波数で確認しています。


ノイズレベルもオプション追加したCFJ455K5フィルターにてかなり少なくなりました。効果が出ていると思います。

次に実際のQRMのある交信でのCFJ455K5フィルターの混信レベルの確認もしてみました。

受信信号の近くのQRM信号がIFをWIDE側からオプション追加したCFJ455K5のNARROW側に切り替えると面白いように信号が浮き上がり、耳障りな近傍で大きく聞こえていたQRMが消えて行くのがわかります。SSB用としては十分に使えるフィルターです。

結果実装もうまくゆき、レベル的な問題もない状態でうまく動作してくれました。もしかしたら、単独でのフィルター特性を確認した時のセラミックフィルター自体の挿入時減衰量が結構あったので、レベル関係で、うまくないのではないかという思いもありましたが、実際の実装後の確認では、信号レベルについて全く問題ありませんでした。真空管回路とのIFTによるインピーダンスマッチングもうまく行ったのだと思います。セラミックフィルターはJR-310で十分使用できました。
まだまだ、プチレストアは続きます。

つづく?



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