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JR-310プチレストアその12 (2023/4/22 4:45:13)
FM復調ワイス検波用のIFコイルをトロイダルコアで巻きましたが、結果は巻き数が全然足りてませんでした。形状も小型のトロイダルコアであった事で、150pFのコンデンサでの共振周波数は高くて約4.040MHzでした。1桁周波数が高いです。ちなみにコアの巻線固定でのネジロックはダメでした。なので全部拭き取りました。金属ネジの金属接合部にて空気の供給を断つことによって硬化とありました。嫌気性接着剤のため、はみ出した液は硬化しません。とも記載がありました。使う前に使用方法を見て確認してれば、使わなかったと思います。が、試しても悪い方法ではないと思っています。Hi!。
間に合わせとして、木工用ボンドで固定しました。
■ネットワークアナライザー接続で共振周波数を測定
■同調コンデンサ150pFでは4MHz台の共振周波数
103のコンデンサでようやく450KHz台に共振しましたが間に合せではやはりダメでした。
430pFのバリコンと150pFの並列でこのトロイダルコアは1.5MHzから3.6MHzまで共振範囲がとれましたから1.8MHz,1.9MHz〜3.5MHz下側のアマチュアバンドで使用できそうな感じではあります。転んでも、ただでは起きませんHi!
なので、別のコアの準備と巻きなおしが必要な為、IFT作製交換でのワイス検波のテストは、一旦保留にすることにしました。
予定にあるトーンデコーダICによるFM復調回路を組んでみました。海外のWEB情報には結構実験してる記事がたくさんありました。JAの方((仮称)計画無計画)も、数あるFM復調回路の案の中にいれている回路の1つです。
私が参考にした海外のWEBです。
手書きの回路図では、TrによるIFアンプもついているので、ゲインが足りない場合はBufferとして追加も予定しています。私の場合はTrでなくFETのIFBufferとして追加します。
手書き回路図は親しみがあっていいですね!
■回路は567だけなので、簡単に組み上がります。大きなLEDはロック確認
用で繋いでみました。
先ずはバッファーなしでトーンデコーダー回路のみで接続確認して見ます。理由は、この回路にて455KHzの入力キャリアレベルを下げて、567のロック状態を確認してみました。かなりの小信号レベルで十分ロックがかかりました。455KHzのIF信号レベルが強い場合は、十分なロックがかかると見込んだからです。(結構JR-310の455KHzのIF出力信号レベルは十分あります。)回路にはありませんが、8ピンに抵抗付きでLED電源に接続するとロック時に点灯するので便利です。ただし、IF信号レベルが大きい場合は低い周波数でロックが外れても光ったままになっています。高い方はロックが外れると消灯します。
IFの入力レベルで、ロックする帯域幅が変わりました。なのでIFのレベル調整はしたほうが良いようです。
■455KHz IF周波数を可変してのPLLロック確認テスト
NE567のデータシート(英文)をWeblioで英訳した8ピンの仕様です。
--和訳-------------------------------------------------------------------------------------------------
主要な出力は、中立の出力トランジスタ・コレクター(ピン8)です。
帯域内入力された信号が存在するとき、このトランジスタは、飽和させます;
完全な出力流(100mA)で1.0ボルト(通常0.6V)未満のそのコレクター電圧。
帯域内入力された信号が存在するとき、このトランジスタは、飽和させます;
完全な出力流(100mA)で1.0ボルト(通常0.6V)未満のそのコレクター電圧。
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簡単な回路なので、ボードに組んで、上記の様に簡単なレベルテストは終了です。
JR-310に繋いでFM復調がうまくできるか確認するのかがとても、楽しみです。AM復調もあるので両方試してみたいと思います。
つづく?
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