無線ブログ集
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野良には野良のやり方がある (2023/5/5 20:05:02)
タイトルはちと釣りを入れ過ぎました、すみません。
さて、CBの技適の話です。
ここの所、新技適を通される事例が急激に増えて来た感じがします。
大変喜ばしい事ですし、「たかが500mWでスプリアスは〜」なんて仰る方もたくさんいらっしゃいますが、仕事でやっていると、決して馬鹿に出来る話では無いですし、 規制の強化=技術進化のチャンス でもある訳です。
特に500mWというQRP、接地を持たないアンテナで、直接波400kmオーバーや沖縄と冬でも繫がるなんて、アマチュア無線の世界では一昔前までは信じてもらえなかった話です。
ということで、CBも電波法と設備規則の内数で、如何に工夫し飛ばすかは、技術屋としての醍醐味でもあったりします。
特に、CBは独特の世界感があり、それはそれで尊重し、寄せて行く努力と勇気が必要だったりします。
以前から、「技適を通して貰ったけど飛ばない」等のご相談を受ける事が間々ありましたが、ここ最近また増えてきました。
が、相談は是非とも技適を通された方へ相談してみてください。
フィールドでのテスト結果をフィードバックすることはとても有益な話です。遠慮せずに聞いてみると良いかと思います。
ちなみに、技適を考えられている方へ。
ALCにTA2011sを使うのは余りお勧めはしないです。平均変調度に着目し、石と回路を考えられると面白いと思います。
また、低歪化の工夫も大事です。
Po=Pc(1+m*m/2)
Pc:搬送波電力
m:変調率
しずおかDD23局
ミヤギKI529/QRPp