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ICB-707 送信するとガービー音が出る (2023/5/10 13:09:07)
ICB-707 送信するとガービー音が出るとのことです。
PTTを押すと無線機のスピーカーから「ビガーッ!」っと、音量MAXにて大きな音がします。
分解する際、ネジが錆びている場所がありました。
ネジ山がツルツルの状態です。
ネジは回せるのですが、空回りして浮き上がってきません。
悪戦苦闘のすえ外しました。
この部品は、無線機のケースとスタンドを固定するために無いと困ります。
修復を考えます。
バッテリーケースは電池金具がすべて取り外され、電源ケーブルが付けられています。
PTT、マイク、電源ケーブル、スピーカーの配線が一緒になるように配線されています。
配線の取付けが裏側に変更されています。
電源ケーブルを切断しました。
PTTが大きな音がするのは、このへんが原因のようです。
配線を取り外して再構築します。
ハンダを除去しました。
腐食したところはパターンが無くなっています。
パターンを修復しました。
PTT、マイクの配線を元の場所に戻しました。
スピーカーの配線を引き直しました。
外部電源とイヤホンジャック部。
腐食がひどく機能していません。
パターンも荒れています。
外部電源端子は使えそうです。
イヤホン、マイクジャック他は接触不良にて機能せず。
ジャックを交換します。
電源逆接続保護ダイオードが腐食しています。
ダイオードを交換しました。
ジャックを交換しました。
フロントパネルのネジが固着しています。
交換しました。
チャンネルスイッチに接触不良があります。
取り外しました。
分解しました。
接点を洗浄しました。
ネジを貫通して組み立てます。
何回でもメンテンナンスができます。
リペアのやり方は過去の記事のとおりです。
http://jr2jhg.livedoor.blog/archives/11969844.html
Sメーター、チャンネルの照明をLED化しました。
電解コンデンサーをオール交換しました。
スタンドの留めが無くなっており、ケースから外れてしまいます。
中心穴の大きさをドリルの経で確認すると4mmであるとわかりました。
電気コードの「クワガタ」が丁度良いサイズでした。
スタンドをケースに取付けました。
「クワガタ」のクワを切り取り。
ピンを通して固定しました。
ネジが効かなくなった、前記の部品です。
スタンドの固定のためには無いと困ります。
洗浄しました。
割れたところなどをキレイに整形しました。
ネジが効くように補修します。
重曹です。
100均にて、お掃除用などの用途で売っています。
プラスチックのトランプなどを切って囲いを作ります。
重曹に瞬間接着を染み込ませてゆきます。
カチカチに固まります。
ドリルでネジ穴を開けました。
ケースにはまるようにヤスリで整えます。
ケースに取付け。
スタンドが固定できるようになりました。
外部電源OKです。
ケースに記載のとおり、SONYタイプは中心がマイナスです。
交換部品です。
測定と調整。
周波数 27,144Mhz
出力 0,5W
スプリアスの状態。
受信感度を最大に調整。
受信感度。
ー124,0dBm
PTT付きマイクが便利です。
受信感度が良い無線機です。
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