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link JHGのブログ JHGのブログ (2024/4/2 15:35:47)

feed バーグラフ表示LED電圧計 (2023/5/30 23:36:03)
モービル運用時にバッテリーの残電圧が気になると思います。

車のダッシュパネルなどに電圧計を組み込んで確認できたらいいですよね。

市販のLEDデジタル電圧計の例ですが、海外製のものは200円くらいで手に入ります。

Screenshot from 2023-05-24 21-59-00

バーグラフ表示電圧計の例です。

ICが使われています。

Screenshot from 2023-05-24 22-00-23

ICなどは使わず、もっと簡単に出来ないかなと思い、自作してみました。

下限電圧は9Vくらいで良いかと思います。

ここまで低下したらバッテリーは過放電でアウトです。
再充電しても復活しませんね。

IMGP1094

ブレッドボードに仮組みです。
部品は、
・ツェナーダイオード
・緑色LED
・定電流ダイオード
です。
LEDの数は多すぎない3個で良いと思います。
9Vにてうっすらと点灯し始めました。

IMGP1093

徐々に電圧を上げてゆきます。

11Vです。

IMGP1086

LED1個目が完全に点灯しました。


IMGP1084

12Vです。


IMGP1088

LED2個目が半分くらい点灯しました。


IMGP1087

13,8Vです。


IMGP1090

LED3個目が半分くらい点灯しました。


IMGP1089

14,2V

オルタネーターの発電量ではMAXくらいかと思います。

IMGP1092

LED3個目までが明るく点灯しました。

これ以上の電圧では全個がMAX点灯の状態です。

IMGP1091

LEDを色分けして、赤、黃、緑にしても良いです。

赤だけが眩しいので発光量の調整が必要です。 同じ色のほうが良いかも知れません。

IMGP1095

穴あき基板に組んでみました。

部品はこれだけです。

空中配線でも可能ではないでしょうか。

13,8V

IMGP1096

ツェナーダイオードのアンバランシェ降伏ノイズ測定。

ツェナーダイオードはノイズを出すと言われています。

私のオシロスコープでの最低感度は2mVですが、わずかに確認できます。

IMGP1097

いちばんノイズには最低なAMトランジスタラジオを接近させても、まったくノイズは聞こえませんでした。

IMGP1098

1時間運転しましたが、ツェナーダイオードの温度上昇は31℃です。


IMGP1101

ダッシュパネルに貼り付けても良いし、ケースに入れればもっとFBかと思います。

だいたいの目安、
LED1 11V
LED2 12V
LED3 13V以上

IMGP1096

自動車に取付けてみました。

スイッチを設け、バッテリーの充放電状態を監視できています。

IMG_20230529_133015

配線図。

ツェナーダイオードの電圧はカットアンドトライです。
いろいろな電圧値のものを試して、カーバッテリーで使うことを前提にいちばんシックリ点灯したのが7,5Vでした。 

LED(緑色)の規格 2,2V 20mA
赤色LEDなどにした場合、点灯電圧が1,8Vなど規格によっては次点灯へのつながり方が変わってきます。

定電流ダイオードCRD 5mA
それぞれ、1kΩのカーボン抵抗でもOKです。
抵抗に交換してみましたが輝度に変化は感じられませんでした。

LED電圧計

LEDの数を増やしたい場合はLEDとCRDの組み合わせを増やし、それにより最低・最高点灯電圧を変えたい場合はツェナーダイオードの電圧にて調整してください。
ツェナーダイオードを無くした場合は、3Vくらいから光るものができます。
VUメーターに応用ができそうですね。

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