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<新たにRJX-610、TR-2200、TS-700、IC-502など28機種を追加>JARD、新スプリアス適合が確認できた無線機の「保証可能機器リスト」を更新、合計1,017機種に (2023/6/2 12:05:00)
一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)は2023年6月1日、同協会が実施している「スプリアス確認保証」「基本保証」の対象となる、新スプリアス適合が確認できた無線機器のリスト(保証可能機器リスト)を更新した。今回加わったのは松下電器のRJX-610、トリオのTR-2200/TR-2200G、TS-700/TS-700GⅡ/TS-700S、アイコム(井上電機製作所)のIC-502/IC-502Aなど28機種。この結果、同協会で保証可能な機器(200W以下)は合計1,017機種になった。最新のリストはJARDのWebサイトからPDFで閲覧、ダウンロードできる。
JARDが公表した「保証可能機器リスト(2023年6月1日版)」で、新たに加わったのは下記の28機種。1970年代の懐かしい機種が並ぶ中、西無線研究所のNTS220とNTS620のような現行機種、エレクトロデザイン(米国エレクラフト社)のK3、KX2、KX3といった海外モデルが含まれているのが特徴だ。
今回の28機種追加で「保証可能機器リスト」にある機種の総数は1,017機種になった。これらの機種で現在免許を受けていて、無線局免許状の備考欄に「平成34(令和4)年11月30日までに限る」または「他の無線局の運用に妨害を与えない場合に限る」という付款(使用制限の注意書き)がある場合は、JARDの「スプリアス確認保証」を受けることで、無線局のデータベースが新スプリアス規格に切り替わる。
また現在はリストにある無線機で免許を受けていないが、これから開局や変更(増設・取替)を行って使用したい場合は、「基本保証」を受けることで、新スプリアス規格の無線設備として免許を受けることができる。
JARDは今回の保証可能機器リスト更新について、次のように案内している(一部抜粋、整理)。
保証可能機器リスト更新のお知らせ
①リストにある無線機で免許を受けている方は、「スプリアス確認保証」を受けることで、無線局のデータベースが新スプリアス規格に切り替わります。
②これらの無線機で開局、変更(増設・取替)するには、「基本保証」を受けることで新スプリアス規格として免許を受けられます。
★保証可能機器リスト(追加分)
※機種名に続くカッコ内はJARL登録機種番号
●日本マランツ株式会社
C8800(S16)
C8800G(S20)
●日本電気株式会社
CQ-P6400(NE7)
CQ-P6500(NE9)
●八重洲無線株式会社
FT-225D(Y31)
●マキ電機株式会社
FTV-120L(登録外)
●ミズホ通信株式会社
FX-7(登録外)
MX-18S(登録外)
QX-21(登録外)
●アイコム株式会社(井上電機製作所)
IC-221(I23)
IC-270(I27)
IC-502(I17)
IC-502A(I35)
●エレクトロデザイン株式会社
K3(登録外)
KX2(登録外)
KX3(登録外)
●日本電業株式会社
LS-602(N14)
●株式会社日本電装
ND-1600(ND7)
●西無線研究所
NTS220(登録外)
NTS620(登録外)
●松下電器産業株式会社
RJX-610(M7)
●トリオ株式会社
TR-2200(T11)
TR-2200G(T12)
TR-7500(T35)
TR-7500GR(T41)
TS-700(T8)
TS-700GⅡ(T27)
TS-700S(T37)
① 「スプリアス確認保証」のお申込みはこちら
https://www.jard.or.jp/warranty/spurious/index.html
②「基本保証」のお申込みはこちら
https://www.jard.or.jp/warranty/kihon/index.html
問い合わせ先:
一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会 JARD保証事業センター
・スプリアス確認保証担当
電話:03-3910-7286
メール:sp-con@jard.or.jp
・基本保証担当
電話:03-3910-7263
メール:hosho@jard.or.jp
詳細は下記関連リンク参照のこと。
●関連リンク:
・「保証可能機器リスト」更新のお知らせ(今回追加分の機種リスト)PDF(JARD)
・保証可能機器リスト(2023年6月1日版
全1017機種)PDF(JARD)
・スプリアス確認保証(JARD)
・基本保証(JARD)