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古いアマチュア無線機はまだ使える! JARD、新スプリアス適合が確認できた「保証可能機器リスト」を更新--5月28日(日)~6月3日(土)まで先週の記事アクセスランキングTop10 (2023/6/4 9:30:21)
先週のアクセスランキングで1位は、一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)が実施している「スプリアス確認保証」「基本保証」の対象となる、新スプリアス適合が確認できた無線機器のリスト(保証可能機器リスト)が更新されたニュース。今回の更新で、松下電器産業のRJX-610、トリオのTR-2200/TR-2200G、TS-700/TS-700GII/TS-700S、アイコム(井上電機製作所)のIC-502/IC-502Aなど28機種が新たに加わった。この結果、同協会で保証可能な機器(200W以下)は合計1,017機種となった。
新たに加わった機種の中には1970年代の懐かしい機種が並ぶほか、西無線研究所のNTS220とNTS620のような現行機種や、エレクトロデザインが販売した米国エレクラフト社のK3、KX2、KX3といった海外モデルが含まれている
続く2位は、アイコム株式会社が「生産終了機器リスト」(旧名称:修理受付終了機種リスト)を新たに公表した話題。同社では毎年6月1日にリスト更新を行っていて、アマチュア無線機器は生産終了後10年~15年未満のものが「条件付きで修理受付可能」となり、15年以上が経過した機種は「修理受付終了」で調整や点検も受けられなくなる。今回更新された「2023年6月1日作成版」のリストでは、HF/50MHz帯固定機のIC-756PRO3、D-STARモービル機のID-800Dが新たに「修理受付終了」となり、広帯域受信機のIC-RX7が「条件付きで修理受付」の扱いとなっている。
3位は「<免許を受けずに無線局を開設、437.22MHzでオンエアー>北海道総合通信局、第四級アマチュア無線技士に対し17日間の行政処分」。北海道総合通信局は免許を受けずにアマチュア無線用の無線設備を車両に設置したうえ、不法に無線局を開設し437.22MHzで運用していた河東郡音更町在住の男性(第四級アマチュア無線技士)に対し、17日間の従事停止の行政処分を行った。本件は、アマチュア無線局を対象とした電波監視で電波法違反の事実が発覚したものである。そほほか10位にも電波法違反関連の記事がランクインしている。
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1)<新たにRJX-610、TR-2200、TS-700、IC-502など28機種を追加>JARD、新スプリアス適合が確認できた無線機の「保証可能機器リスト」を更新、合計1,017機種に
2)<新たにIC-756PRO3とID-800Dが “修理受付終了” に>アイコム、2023年最新版の「生産終了機器リスト」を公開
3)<免許を受けずに無線局を開設、437.22MHzでオンエアー>北海道総合通信局、第四級アマチュア無線技士に対し17日間の行政処分
4)<「乗物関連データ3種」も同時提供>アルインコ、正式版の「DJ-X100エディットツール」を公開
5)<特別寄稿「IC-705 5Wで遊ぶ 令和5年5月5日、駅前QRV、GO GO GO!」掲載>「月刊FBニュース」2023年6月1日号きょう公開
6)<県内の高校生と教職員が対象、教科書代実費(1,100円予定)のみで受講可>神奈川県高文連アマチュア無線専門部会、6月24~25日に4アマ養成課程講習会を実施
7)<交信は6月1日~7月31日(2か月限定)が対象>JAG創立50周年事業の2年目、新アワード「SXCC 2023(Suffix Collection Certificate2023)発行
8)【米国ハムベンション2023】<144/220/430MHz帯の3バンドハンディ機>JVCケンウッド、D-STAR/APRS対応の新機種「TH-D75A」を正式発表
9)<一般社団法人 電波教育協会主催>6月10~11日に神奈川県横須賀市で「第2回 記念艦三笠でモールス体験」開催
10)<運転手を電波法第4条の違反容疑で摘発>東北総合通信局、勤務先の車両に不法に開設していた無線局が警察署との共同取り締まりで見つかる