無線ブログ集
メイン | 簡易ヘッドライン |
井上徳造氏(JA3FA)による試作機か? 井上電機製作所(現 アイコム)初のアマチュア無線機「FDAM-1」がヤフオクに出品--6月4日(日)~6月10日(土)まで先週の記事アクセスランキングTop10 (2023/6/11 9:30:16)
先週のアクセスランキングで1位は、アイコム株式会社のルーツ、創業者(前社長で現在は代表取締役会長)である井上徳造氏(JA3FA)が井上電機製作所(I.E.W.)を開業して、1964(昭和39)年に同社初のアマチュア無線機として発売した、50Mc帯のAMポータブル機「FDAM-1(初期型)」がヤフオクに出品されたニュースだ。難易度が高かったオールトランジスタ化を実現した「FDAM-1」の中でも、初期型は製造数が少なく貴重なもので、しかも「幻の初期型の試作機?詳細不明」「先代の社長自作機器とのこと」という説明(真偽は不明と注釈あり)が付いている。もし井上氏自身が手作りしたFDAM-1の試作品だとしたら、歴史的な価値を秘めていると言ってもいいだろう。入札の終了予定日時は2023年6月11日(日)22時までだが、果たしていくらで落札されるのだろうか。
続く2位は、「中古の無線機や関連の商品をかなりの低価格で販売しているサイトを見かけました。価格、サイトのアドレス、複数似た形のサイトがあり、同じ商品が掲載されているなどから詐欺目的のサイトと思われるので、被害に遭う方が出ないことを願い、情報として提供することにしました」というhamlife.jpへの投稿をもとに確認すると、ヤフオクなどの画像を出品者に無断で使っていると思われる、中古の無線機器が格安で売られている通販サイトが現れた話題。しかも同じ画像を使いまわしながら、いくつもの通販サイトが作られるようだ。「アマチュア無線」で検索すると、見覚えのある無線機器が表示された。
3位は「<業界初、351MHz帯『デジタル簡易無線』と142~146MHz帯『デジタル小電力コミュニティ無線』の2バンド対応>ナテック、アドオンラジアル型のハンディダイポールアンテナ『HS3000EL』を新発売」。アンテナメーカーの株式会社ナテックから、351MHz帯を使用する「デジタル簡易無線(登録局)」と、142.93MHz~146.99MHzを使用する「デジタル小電力コミュニティ無線」の2バンドに対応した、アドオンラジアル型のハンディダイポールアンテナ「HS3000EL」が新たに発売された。ハンディトランシーバー用でありながら、アドオンラジアルの取り付けでダイポール型アンテナして動作し “驚きの通信距離を実感” できるという。144MHz帯のアマチュア無線バンドでも使用可能で、希望小売価格(税別)は7,500円。
※タイトルをクリックすると該当記事にジャンプします。
1)<創業者の井上徳造氏(JA3FA)による試作機?>井上電機製作所(現 アイコム)の第1号機、50MHz帯AMポータブル機「FDAM-1(初期型)」がヤフオクに出品
2)<無線機情報を検索していたら続々見つかった>現れては消え、消えては現れる…中古の無線機機器を扱う詐欺サイトが増殖中
4)<免許を受けずに無線局を開設、437.22MHzでオンエアー>北海道総合通信局、第四級アマチュア無線技士に対し17日間の行政処分
5)【通信訓練は中止】<アマチュア無線による全国一斉情報伝達試験>Team7043、6月7日(水)11時からの全国瞬時警報システム(Jアラート)訓練に合わせて通信訓練を実施
6)<新たにRJX-610、TR-2200、TS-700、IC-502など28機種を追加>JARD、新スプリアス適合が確認できた無線機の「保証可能機器リスト」を更新、合計1,017機種に
7)<青森県と岩手県で不法局の取り締まりを実施>東北総合通信局、免許を受けず不法に無線局を開設していた男2人を摘発
8)<「8J」「8N」で始まるコールサイン>2023年6月に運用されるJARL特別記念局、JARL特別局、JARL以外の記念局、臨時局に関する情報
9)<減少数が上昇傾向、37万局を割り込む>>総務省が2023年4月末のアマチュア局数を公表、前月より897局少ない36万9,756局
10)<永年にわたりアマチュア無線のARDF競技大会運営などに尽力>信越総合通信局長、「電波の日・情報通信月間」で佐藤 久氏(JF0FDT)を表彰
The post 井上徳造氏(JA3FA)による試作機か? 井上電機製作所(現 アイコム)初のアマチュア無線機「FDAM-1」がヤフオクに出品--6月4日(日)~6月10日(土)まで先週の記事アクセスランキングTop10 first appeared on hamlife.jp .