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<最大で4者が同時に話せる>アルインコ、同時通話に特化した特定小電力ハンディ機「DJ-P400」を発表 (2023/7/7 11:30:37)
アルインコ株式会社は2023年7月6日、同時通話に特化した420/440MHz帯の特定小電力トランシーバー「DJ-P400」を7月下旬に発売するという発表を行った。同社の特許取得技術で、外付けの親局なしで最大4者間の同時通話を特小ハンディ機で初めて実現した製品(PTTなどによる単信交互通話20chも可能)。同時通話モードに特化した機種なのでスピーカーは内蔵せず、運用には別売のマイクアクセサリーが必要。またバッテリーや乾電池ケースも別売となる。価格はオープン。
同時通話に特化したアルインコDJ-P400
DJ-P400の特徴について、アルインコの発表から抜粋で紹介する。
業界唯一、特小無線帯で2/3/4者間同時通話を実現、ワイヤレスマイクにも対応する
複信特定小電力トランシーバー「DJ-P400」
アルインコ株式会社ではこの度、同時通話に特化させたIP67耐塵防浸型特定小電力トランシーバー、「DJ-P400」愛称Triplex+(トリプレックスプラス)を発売いたします。
DJ-P400は弊社が特許を取得した技術を用いて、外付けの親局無しで最多4者間の同時通話を初めて特小ハンディで実現。さらに弊社の特小では初めて、Bluetooth方式の専用ワイヤレスマイクに対応しました。3/4者間通話時のチャンネル設定はプリセット済で、1つの番号を選んでセットするだけの手軽さです。もちろん2者間同時通話であれば従来の複信27chで任意の設定ができるほか、一度だけペアリング操作をすれば以後は電源を入れる度に空いたチャンネルを自動で探してくれる「フリーチャンネル」機能を搭載しています。
クレーンの玉掛けやドローン操作など、「3人、4人で同時通話がしたいが作業連絡用無線システムは高価だし、親機の設置も面倒だ」というマーケットのご要望にお応えするDJ-P400の優れた機能をご理解いただき、販売促進にご協力賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
<主な特長>
・特小無線用全47chを実装して、初期設定の3者間同時通話の他に単信交互通話20ch(中継通話はできません)、2者間同時通話、2者間同時通話中継子機、4者間同時通話に対応。
・交互通話では85時間、2者間同時で19時間、3/4者間同時でも14時間と余裕の運用時間を実現。
・イヤホンマイクを使ってもIP67、ねじ込み式のプラグを採用。
・多彩なユーザーカスタマイズ用セットモードに加えて、マイクゲインなど管理者用の拡張セットモードも充実。
・大容量のバッテリーパックのほか入手しやすい単三乾電池3本でも作動(別売バッテリーパックまたは乾電池ケースが必要です。用途に合わせて選べるよう、標準付属しません)。
・最新のノイズキャンセル機能を実装、騒音下でもクリアな音声で送信できます。
・ACSH、グループトーク、テールノイズキャンセル、秘話、キーロック、ループ、着信ベル、出力切り替え、コールバック(自声モニター)、12個のメモリーチャンネルなど、おなじみの機能もフル装備。
・操作が分からなくなったらスマホから説明書が簡単に読める筐体裏のQRコード。
<こんなところで活躍します>
(免許や資格、申請は一切不要、通話料や電波利用料もかかりません。どなたでもどのような目的にも使用できます)
・同時通話が不可欠な ビジネスシーンに特化したDJ-P400
クレーン玉掛け、ドローン操作、防犯カメラ設置、イベント進行、工場や建築などの現場で連携が重要な作業時…最多4者間でリアルタイムに通話でき、任意の人数はその通話を受信できます。また別のメンバーが交代して通話に加わることもできます。
※特小無線に割り当ての全47chを搭載しますが、
交互通話での中継機能には対応していません。原理上、同時通話時はバッテリーセーブが効かないため、運用時間は交互通話に比べて短くなります。
製品の詳細は下記関連リンク参照のこと。
●関連リンク:
・製品情報
複数同時通話特定小電力トランシーバー DJ-P400(アルインコ)
・DJ-P400
PDF版カタログ(アルインコ)
・DJ-P400
PDF版取扱説明書(アルインコ)
・アルインコ 電子事業部
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