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IC-705の外部電源にスマホ充電器 (2023/7/28 12:40:32)
スマホやタブレットやノートパソコン用の充電器をIC-705用の電源として使ってみました。
この充電器は、PD対応のものである必要があります。PD(パワーデリバリー)とは、急送充電するためにUSB標準の5Vだけでなく、機器の要求で20Vとか15Vとかいくつかの電圧が出せる機能です。普通に使うと5Vですから無線機の電源としては使えません。(IC-705の充電には使えます)
電源としては使うために必要なものは45W以上の容量で、12Vか15Vが出せるPD機能のある充電器。12Vだと無線機が5Wまでしか出しませんから10W出したい人は15Vが出せるもの。むしろ12V出せるものは少数派です。写真のものはANKER社のものでPDではなくIQ機能の充電器でが、PD機能互換なので大丈夫です。QCと言う機能の充電器で使えるかは試してないです。これも電圧が切り替わるものですが果たしてどうかな?
ちなみにIC-705の設定で13.8Vの時は10W出すかどうかオンとオフがありますので必要な方を選んでください。
それとトリガーケーブルと言うのが必要です。IC-705自体はパワーデリバリー対応機器ではない!ので、何かで充電器が15V出すよう要求しなければなりません。その機能がある電源ケーブルがトリガーケーブルです。既にPDモバイルバッテリーで運用している方はそのケーブルをそのまま使いましょう。(実は安く入手できたりします)
そのコードを電源ジャックにつないでください。これだけです。
写真のように16Vの下のところで電圧が来ているのが解ると思います。
もちろん10W送信も出来ました。変なノイズは感じられずイケル、と思いました。こんな電源いかがでしょう?軽くて小さくて便利ですよね。
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