無線ブログ集
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ICB-680 受信できないとのことです。

電池ホルダーのロック形状から、本機は前期型です。

電源は入りますが、雑音も音も出ない状態です。

時々受信できるときもありますが、すぐに受信できなくなりスケルチが掛かったような感じです。
信号を入れて回路を追いかけてゆくと、中間周波数増幅にあるセラミックコンデンサーが不良だとわかりました。
C21 0,022uF

不良コンデンサーを交換し、安定して受信ができるようになりました。

PTTスイッチをメンテナンスします。
接点復活剤が吹きかけられており、油でベタベタです。

分解、アルコール洗浄しました。

接点を研磨しました。

研磨した接点はそのままだとすぐに酸化してしまうので保護膜を作ります。

防錆・潤滑保護のため。

PTTスイッチメンテナンスOKです。

チャンネルスイッチをメンテンナンスします。
2チャンネルの調子が悪いですが、本スイッチが原因ではありません。

接点を洗浄しました。

接点を研磨しました。

チャンネルスイッチのメンテンナンスOKです。

プラスチックモールドの水晶発振子を交換します。

金属製の水晶発振子に交換しました。

2チャンネルの調子が悪かったのは、水晶発振子が不良のためです。
2チャンネル用 ☓バツです。 発振しません。

電解コンデンサーをオール交換しました。

交換部品。

希望によりSメーターの照明を追加しました。

外部電源ジャックの逆接続保護ダイオードを入れました。
これが無いと一発でアウトです。

測定と調整。
27,144Mhz

出力 0,5W

スプリアス良好。

受信感度を最大に調整。

受信感度。
ー122,0dBm

アンテナローディングコイルを最大に調整。

はぼフルメンテナンスにて基本性能はOKです。

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