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link JL7KHN/ミヤギKI529のブログ JL7KHN/ミヤギKI529のブログ (2024/11/23 13:35:46)

feed 自作デサルフェーター、テスト開始 (2023/9/3 14:01:07)

久し振りにMPPTフル自作太陽光発電システム(USB、006P充電機能、全無線機充電機能付)のお話です。

↑私の無線は、全て太陽光発電で運用されています。

ん〜、なんてSDGs(笑)

これもQRPならでは、です。



■システムの近況

家を建て替えてからも再設置し稼働している太陽光発電装置。

建て替え前は、季節に応じてソーラーパネルの角度を変えられる「可変機構付」でしたが、建て替え後は屋根の上に載っけて吹き飛ばされない様にしただけの手抜き仕様です。


正直、屋根の上設置型はパネルの温度上昇も激しい為、ベストではありませんのでやりたくは無いです。


以前のポール設置型は、小型システムでは最強ですね。




■バッテリー劣化

太陽光発電システムで使うバッテリーは、当初は新品を使っていましたが、ここ10年?は車のお下がりです。※「世界1周バッテリー」は、1周出来ずすぐにお亡くなりに…


ハイブリッドシステムのアルファードの補機バッテリーがダメになった時は、「割と寿命」なのでひたすらフローティング充電しますが、デミオはディーゼルなのでまだまだ使えます。


しかしながら、車両で使われない太陽光発電システムでは、走行中の振動が無い分、劣化が進みます。

意外と知られておりませんが、走行中にバッテリーにかかる振動って有利なんですよね。


で、例に漏れず太陽光発電システムのバッテリーがいよいよダメになってきました。


これはサルフェーションという現象で、充電するとすぐに電圧が上がり充電出来ず、かと言って使おうとしても電流が引っ張り出せない厄介な内部抵抗上昇の劣化です。

↓簡易測定でもSOH44%
↓電圧はかなり高くてもSOC12%と乾電池みたい


■デサルフューション
この現象は、バッテリー内部の電極に生成される白色硫酸鉛化に因るものです。
この結晶はバッテリーに間欠的に高い電圧を加えてやることである程度除去することが出来ます。

アルファードHVやDJデミオにも使用しており、バッテリー寿命は平均的な寿命よりも2倍以上に延ばせています。

今回はフル自作のシステムなので、回路も自作します。もちろん、お金をかけては元も子もないので有り物で作ります。

ちょっと突貫で作ったので、計算値よりもピーク電圧が上がりません。
パルスは2種類、周波数成分が高いリンギングと、積分値が大き目の三角波です。

パルス周期は2kHzほど。
市販品や自作されている方はもう少し高い様ですが、小型コイルと基板放熱だけでやり切るので、少し落としました。
マルチバイブレータでは無く555をつかってますので、
本チャン基板では周波数を可聴周波数から外します。
↑可聴周波数から外すのは、結構大事な設計ポイントです。低くするとコイルから磁歪音と呼ばれる音が出ます。

FETのゲートも、まぁこんな感じ。



さて、とりあえず動きましたが、ざっくり計算と合わない所もあるので、1ヶ月ほど様子を見てみたいと思います。


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