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<捜査機関との共同取り締まりで摘発>近畿総合通信局、免許を受けずにアマチュア無線局を開設していた無線従事者(3アマ、4アマ)を43日間の行政処分 (2023/9/13 18:40:11)
9月13日、近畿総合通信局は免許を受けずにアマチュア無線局を開設していた和歌山県東牟婁郡那智勝浦町在住の第三級アマチュア無線技士と第四級アマチュア無線技士の資格を有する無線従事者(46歳)に対し、43日間のその業務に従事することを停止する行政処分を行った。本件は今年7月20日に、和歌山県新宮市の路上において和歌山県新宮警察署とともに実施した不法無線局の共同取り締まりで摘発した男に対する処分と思われる( 2023年7月21日記事 )。
近畿総合通信局が発表した内容は次のとおり。
近畿総合通信局は、捜査機関との共同取締りで摘発した無線従事者に対して、電波法に基づく行政処分を行いました。
1.違反の概要および行政処分の内容
被処分者: 和歌山県那智勝浦町在住(46歳)
違反の概要: 免許を受けずにアマチュア無線局を開設し、電波法第4条の規定に違反した。
処分の内容:
無線従事者(第三級アマチュア無線技士および第四級アマチュア無線技士)として、その業務に従事することを、本日から43日間停止する。
2.行政処分の根拠
無線従事者の従事停止処分は、電波法第79条第1項に基づくものです。
3.関係法令および適用条項(電波法抜粋)
第4条
無線局を開設しようとする者は、総務大臣の免許を受けなければならない。(以下省略)
第79条第1項
総務大臣は、無線従事者が次の各号の一に該当するときは、その免許を取り消し、又は三箇月以内の期間を定めてその業務に従事することを停止することができる。
一 この法律若しくはこの法律に基づく命令又はこれらに基づく処分に違反したとき。
二 (以下省略)
近畿総合通信局は「電波利用環境保護のため、今後も捜査機関の協力を得て、不法無線局の取り締まりを行っていく方針です」と説明している。
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●関連リンク:
・近畿総合通信局
電波法違反の無線従事者に対する行政処分-無線従事者の従事停止処分-
・総務省 不法無線局の特徴・影響・障害事例(PDF形式)
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