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デジアナエンジニアが遊ぶNTS-115A (2023/10/8 21:29:27)
■届いた!
頼んでおいた西無線さんのNTS-115A、ちゃんと予定通りに届きました。
法治国家の契約社会では当たり前の事ですが、こうやって納品してくれることに感謝です。
また、今どき市民ラジオなんてニッチなニーズに応えてくれる会社としても大感謝です。
■実験開始!
購入した理由はただ1つ、ベンチマーク機種が欲しかったから。
永年現役でやられているアナログ設計者が設計した
リグですので、彼我比較としては最高の教材です。
私もデジアナ設計者ですので(とは言え使えない管理職。現役とは言い難いですが…)自己研鑽教育費からの捻出です(笑)
さて、早速電源オン。
最初の印象は、「S/Nがちとアレか?、Sメーターもやたら軽いし、薄型スピーカーの音がする?」でした。
家の中ではSメーターがほぼ振り切れ状態なので、外へ連れ出してみました。
外に連れ出してもやはりSが軽い印象です。
また、KI-707と比較した感度も聴感上差が有りますので、差分があるみたいです。
少しボリュームを絞ってS/Nを良くするような感じが良さげなのかな?
相手が居なかったので、次は送信実験。
送信するとプラス側へ振ってきますが、面白いのが、
・口笛ではALCがかかるが、アタックタイムはちと遅め
(針を見ると一旦上がって、ちょっと下がる)
・普通の声だと、ちょいALCがかかる
・デカい声だと、えらくプラス変調になる
です。
ついでに、金属板の上に置くと、プラス変調時と同じ位のRF電流が流れました。
それでアンテナ同調は取られている様 です。
ついでに、115最強機能のノイズブランカ。何通りも作ってますが、ノイズブランカはトヨタ車的オールマイティー特性を出すのは難しいのですが…
えっ逆?
ノイズが増えた?パルス性ノイズが有るわけではないですが、他ノイズがブランカの方の増幅段の飽和条件に丁度ハマったみたいです…
さて、お次は、耐抑圧特性。
アメブロの制限で、動画貼り付けはここまで。
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