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【E46 330i】エキゾーストフラップ切り替え機構追加 (2023/10/28 21:45:22)
マフラー内部の排気管長を切り替える事により、低回転と高回転のトルクを両立させるエキゾーストフラップ機構。
実は日本車でもかなり古くから使われている機構ですが、日本車は排気圧によって勝手に切り替わるメカ機構ですが、それに対し、BMWはメカ機構をベースに電気的に切り替えています。
このBMWの機構、更に面白い事にアイドリング時は短い排気管を使います。なので、アイドリング時は太い音がします。
普通は静かな方を選ぶのですが…。
これをあえて閉じっぱなしにすることで、静かに、そしてトルクを上げるメカチューンが出来ないか?実験してみました。
電気的切り替えですので、配線を引っ張れば良いのですが、あえてメカ的に切り替えられる様にしました。
トランクにアクチュエーターへ行く負圧コントロールソレノイドバルブが有りますので、それをバイパス出来る様に切り替え二又バルブを追加しました。
テスト走行してみると、フラップ全閉だと吹け上がりがやはり悪いです。
VANOSや、DISAとの絶妙なバランスの上でトルク特性をセッティングしてる感じです。
その代わり、極低回転でガンガンシフトアップするようにすると、低回転トルクで走るディーゼルっぽい感じになります。
手動切替だとちょっとクセが目立つので、車速と回転数でアクチュエーター制御を乗っ取るサブコンみたいなものを、マイコンで作った方が良いかもしれませんね。
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