無線ブログ集
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POTAの楽しいところについて (2023/10/29 6:13:17)
今月初めにPOTA(公園移動。Parks On The
Air)に登録して何か所か移動運用してみました。まだ初心者なのですが、プログラムが自分にあっていて面白いと思いましたので、個人的に感じたところを数点シェアさせて頂きます。まだまだ、楽しみ方はあると思いますが参考になれば嬉しいです。
また、すばらしいプログラムを作って頂いた方々、そして日本の各種サポートメンバーの皆様には御礼を申し上げる次第です。
1.登録されている場所が多くちょっと空いている時間に楽しめる
まず、私はSOTA(山岳移動。Sumitt On The Air)もたまに楽しんでいたのですが、最近体力が落ちて低山ウォーキングが主体となったことから、東京近辺で自分で登れるSOTA対象(東京で36か所、離島も結構含んでいる)の山が殆どなくなってしまいました。
一方、POTAは、国や都道府県直轄の公園が対象となりますが、東京だけで146も登録されているので下図のように近所のウォーキングコースや電車の駅近くの公園なども含まれています( サイト地図 )。毎週のように登っている高尾山もSOTAは対象外ですがPOTAは登録されています。
今月は、家族旅行で上高地に行った際に1時間程度別行動で河原で運用。また、都心にでる日の飲み会前に駅から徒歩で行ける浮間公園、晴海ふ頭公園などから運用することもできました。POTAを知っていなければ行くこともなかった公園ですが、素晴らしい景色を楽しみリフレッシュすることができました。ちょっと外出や旅行するときに登録ポイントを探して無線運用してみるということは楽しいものです。
2.QSL交換やログアップロード不要でアワードが無料で集められる
POTAは、Activator(移動側)とHunter(呼ぶ側)の楽しみがそれぞれあります。Activatorは交信後にPOTAサイトにログのuploadは必要ですが、Hunterはログのuploadは不要です。すべての交信はActivatorログの情報で判断されることからHunterは何もしなくてもPOTA移動局との交信を増やしていけば、無料でアワードがもらえます。私がサイトにアカウント登録したときにすでにこれまで交信したPOTAの20局以上からログが上がっていたようで、こちらの交信ログをあげなくてもアワードがダウンロードできるようになっており、画期的でびっくりしました。(カード交換がないところはLOTWに似ているが、照合システムがないことやいろんなアワードが申請不要で無償で発行される点などが異なる)
個人的には、紙QSL交換は紙や人資源の無駄遣いや配送遅延もあり辞めてしまいました。POTAは、QSL交換という概念から離れて無料でアワードハンドまで楽しめるので、デジタル世代の若い方にもアマ無線を楽しんで頂けるのでないかと思います。
3.公園にあった運用システムを考える楽しみ
何事も簡単にできてしまえばすぐに飽きてしまいます。公園移動は場所が沢山あり、訪れるだけでも楽しめると思いますが、アマチュア無線家なのでシステムを考えて工夫することは楽しみでもあります。
公園移動と言えば、まず、ベンチなどに座って運用することを思い浮かべることができます。お手軽なのではV/UHF FMハンディ―機による運用だと思いますが私はあまり好きではありません。そうなるとActivationに必要な10局交信するにはHFの7メガに出ることが必要ですが、アンテナが問題になります。
POTAをひと月やってみて思ったことは、7メガや10メガのFT8で2m程度のロッドアンテナと0.5W運用でもSPOTにあげると結構呼んできてくれます。これまでやってきたCWの移動ではかなり難しかったことも、FT8のおかげで可能性は広がったと思います。
そのため、人通りの多い公園からさらに目立たないアンテナでHF QRPで電波を飛ばすことを実験したり、アンテナの固定方法を考えることは技術テーマとしては面白いと感じています。
また、すばらしいプログラムを作って頂いた方々、そして日本の各種サポートメンバーの皆様には御礼を申し上げる次第です。
1.登録されている場所が多くちょっと空いている時間に楽しめる
まず、私はSOTA(山岳移動。Sumitt On The Air)もたまに楽しんでいたのですが、最近体力が落ちて低山ウォーキングが主体となったことから、東京近辺で自分で登れるSOTA対象(東京で36か所、離島も結構含んでいる)の山が殆どなくなってしまいました。
一方、POTAは、国や都道府県直轄の公園が対象となりますが、東京だけで146も登録されているので下図のように近所のウォーキングコースや電車の駅近くの公園なども含まれています( サイト地図 )。毎週のように登っている高尾山もSOTAは対象外ですがPOTAは登録されています。
今月は、家族旅行で上高地に行った際に1時間程度別行動で河原で運用。また、都心にでる日の飲み会前に駅から徒歩で行ける浮間公園、晴海ふ頭公園などから運用することもできました。POTAを知っていなければ行くこともなかった公園ですが、素晴らしい景色を楽しみリフレッシュすることができました。ちょっと外出や旅行するときに登録ポイントを探して無線運用してみるということは楽しいものです。
2.QSL交換やログアップロード不要でアワードが無料で集められる
POTAは、Activator(移動側)とHunter(呼ぶ側)の楽しみがそれぞれあります。Activatorは交信後にPOTAサイトにログのuploadは必要ですが、Hunterはログのuploadは不要です。すべての交信はActivatorログの情報で判断されることからHunterは何もしなくてもPOTA移動局との交信を増やしていけば、無料でアワードがもらえます。私がサイトにアカウント登録したときにすでにこれまで交信したPOTAの20局以上からログが上がっていたようで、こちらの交信ログをあげなくてもアワードがダウンロードできるようになっており、画期的でびっくりしました。(カード交換がないところはLOTWに似ているが、照合システムがないことやいろんなアワードが申請不要で無償で発行される点などが異なる)
個人的には、紙QSL交換は紙や人資源の無駄遣いや配送遅延もあり辞めてしまいました。POTAは、QSL交換という概念から離れて無料でアワードハンドまで楽しめるので、デジタル世代の若い方にもアマ無線を楽しんで頂けるのでないかと思います。
3.公園にあった運用システムを考える楽しみ
何事も簡単にできてしまえばすぐに飽きてしまいます。公園移動は場所が沢山あり、訪れるだけでも楽しめると思いますが、アマチュア無線家なのでシステムを考えて工夫することは楽しみでもあります。
公園移動と言えば、まず、ベンチなどに座って運用することを思い浮かべることができます。お手軽なのではV/UHF FMハンディ―機による運用だと思いますが私はあまり好きではありません。そうなるとActivationに必要な10局交信するにはHFの7メガに出ることが必要ですが、アンテナが問題になります。
POTAをひと月やってみて思ったことは、7メガや10メガのFT8で2m程度のロッドアンテナと0.5W運用でもSPOTにあげると結構呼んできてくれます。これまでやってきたCWの移動ではかなり難しかったことも、FT8のおかげで可能性は広がったと思います。
そのため、人通りの多い公園からさらに目立たないアンテナでHF QRPで電波を飛ばすことを実験したり、アンテナの固定方法を考えることは技術テーマとしては面白いと感じています。
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