ホーム >> 無線ブログ集 >> FT8ハンディ機の試作と実験②

無線ブログ集

  メイン  |  簡易ヘッドライン  

link 7L4WVU 自作アマチュア無線局 7L4WVU 自作アマチュア無線局 (2024/5/16 13:35:41)

feed FT8ハンディ機の試作と実験② (2023/11/1 6:22:25)
前回の記事のとおり、FT8ハンディ機は自宅のベランダで1局も交信できませんでした。しかし、電波が飛んでいる確認ができたということで、10/30(月)所沢市の 航空公園 (POTA JA-1180)で実験してみることにしました。

航空公園は、自宅から6km位なので運動を兼ねてママチャリで行ってきました。天気は快晴、上り坂が多いのですが久しぶりのサイクリング、気持ちよく走れました。

この公園は標高はそんなに高くはありませんが、50MHzのAM数ミリワット自作機とダイポールで100kmを超える交信ができたこともありますので無線のロケはよいようです。

設置はこんな感じです。アマゾンで購入した軽量の三脚が届いたので芝生の上に置いて使っています。前日、自宅で2m長のロッドアンテナを載せてみたときは不安定で風があると倒れそうな感じでしたが1.3mロッドは割と安定しています。

ラジアル線は10m長のものを地面に這わせていますが目立ちません。そしてスマホも一体化しているのでそのまま放置しておけば勝手に交信を進めてくれるはずです。

IMG_8011

早速、7メガFT8をワッチ。空いているところでCQを出してみましたところ、無事、1局と交信完了。しかし、そのあとマイコンに回り込んでいるようでたまに受信に切り替わらない問題が発生しました。

今回、アンテナ整合器も同一ケースなので回り込むことも想定していたのでハンディ機とスマホの音声ケーブルに持ってきていたパッチンコアを入れてみたところ使えるようになりました。

その後、CQを再開しましたが、さすがに1.3m長のロッドアンテナと0.5Wということで、信号が弱いことで呼んで頂いても交信完了まで進みません。送信と受信レポート差が30~50dBくらいあります(笑)

しかも、スマホのFT8CNはいろんなバグがあり、CQに応答があってデコードできているのにCQを出したり、同じメッセージを2回送信したり非常にストレスがあります。そのため、スマホを諦めて4極ケーブル3m長でパソコンに接続して運用しました。

IMG_8016


それでもPOTAのサイトにアップ、コンディションも上がるときもあり呼ばれるときは結構呼ばれました。
IMG_8015

最終的には、11:10~12:30まで運用して、7MHzで14局、10MHzでも8局と交信できました。交信はできませんでしたが、10メガで韓国の局からも呼ばれ、1.3m長でもPOTA Activationはできることが分かりました。

40m
30m

最後に今回の実験で気が付いたことは以下のようなものがありました。

①アンテナがロッドのみなのでアンテナアナライザによる確認ができない。整合器のチューニングは受信時の最大感度で合わせているが送信時の最大出力点と一致していない可能性がある 
 → CB機のように電界強度計などで送信時の整合ができるようになればレポート差が少なくなる?

②WVU604Fの基板をそのままいれただけなのでスマホをさすと表示がみえなくなる
 → 現状、このシステムではスマホでの運用は厳しそう。FT8CNがもう少し使えるようになるか、新しいアプリが登場するまで、パソコンで使うのがよさそう

③1.3m長のロッドアンテナで運用できると目立たないし軽量三脚でも倒れにくいのでFB

QSL_航空公園

hQSLは、発行済です。交信頂いた皆様ありがとうございました。








execution time : 0.020 sec
サイト内検索

メインメニュー

ログイン
ユーザ名:

パスワード:



パスワード紛失


オンライン状況
30 人のユーザが現在オンラインです。 (23 人のユーザが 無線ブログ集 を参照しています。)

登録ユーザ: 0
ゲスト: 30

もっと...