無線ブログ集
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QSLカード転送遅延問題から (2023/11/11 4:39:33)
JARLから自主的な発行制限のお声がかかりましたね。
無駄とも思えそうな紙は減らしましょうという点でよいと思います。
もし一枚63円だったら出していたでしょうか、というものをやめるだけのことです。
ここでまた、不要論が勢いづいているような雰囲気もありますが・・・
私自身のカード交換のスタンス等は過去のブログにも書いた通りで、
「大好きなアマチュア無線をお互い快適に楽しむために、カード交換(のお付き合いを)をしている」というのが実態で、「これ無くなってくれたら嬉しいなぁ」というのは本音です。
とはいえこんな私だって8J1RLのカードやDXペディション等のカードは大切に別保管しているのですからその良さもわかりますよ。ちなみに喜んで応じておりますのでよろしくお願い致します。電子の方も、HQSL,e-QSL.cc,Lotw,QRZ.comに対応しています。
さて、本題です。
QSLカードの転送遅延は今に始まったことではありません。
一度は改善が見られたのですが・・・
何がトドメを刺したかと言えば、コロナ、巣ごもり、再開局なんかじゃありません。
FT8交信でカードを送るからです。
一日呼びまわっても数交信しか叶わないのに、FT8でCQ出せば100交信簡単(デビューの頃は)。
すぐに月500交信なんて出来ちゃったりしますね。
これまで月100枚も発行していない局が、月500枚以上簡単に送れちゃうわけです。
ただでもパンク状態だった転送が破綻と言っても良いくらいな状態になるのは当然ですね。
FT8は完璧ではないけれど、伝達確認を交わしているので交信証明など不要なはずです。
まして交信中にカード交換の約束すらしていません。
FT8をやっている時点でパソコン持っている(とも限らないけど)、ネットに頼っているのですから、その世界でカードに変わるものを交わせばよい、という・・・FT8の運用基準を作れば転送遅延は徐々に改善されるかなぁ・・・。
FT8の代表的なソフトにヘルプにでも書いてくれれば良いのです。「紙のカード交換は行わないのがこのモードの特徴です。」みたいな。
カード欲しければ、モールス打つかお話しなさい、ということで昔に戻れるかも・・・。
でも、FT8はセカンド交信はしない、という風潮があります(ソフト的に)から、もしかするとカード発行枚数的には沈静化するのかも知れませんね。
何言ってんだこいつは、とお思いの方、ご勘弁を。
改善策の一つかなと思ったまで、いう程度で受け止めてください。