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feed QPM-01の無電源化 (2023/12/4 16:02:46)
Xで呟きましたが、JL1VNQ ぶんきゅうさんが頒布されている、QRP用デジタル通過型電力・VSWR計の無電源化ができないかやってみました。
この電力・VSWR計は小型で消費電流も少なくコイン電池(CR2032)で動作するようになっています。
一方、今年のハムフェアで、同じAKCメンバーであるJM1VQBさんが、BlinkySWR(電源不要SWR/パワーメータ)キットを頒布され無電源であることに興味を持ち、QPM-01に適用すればうまくいくのかとずっと思っていました。
やっと試してみて、それなりに動作しましたので備忘録として纏めました(内容は希薄ですが)。
条件としては、本体の回路やソフトを変えずにやれる方法を検討しました。

<回路図>
無電源SWR計.BMP

<実装写真>
IMG_3815.jpg  

IMG_3812.JPG  10W時

IMG_3813.JPG  0.4W時

IMG_3814.JPG  5W時

<結果>
小出力から、QMP-01の測定範囲である10Wまで、電池動作時と同じ明るさで測定表示できることが確認できました。
当然のことですが、送信機からの出力がなくなれば同時に表示は消えます。
なんとなく不自由な感じがしますが、元々、出力がなくなれば表示はあるものの、出力やVSWRの表示はされていません。またアナログメーターでの装置でも出力がなくなれば、メーターの振れはなくなりますので、動作としてはこれでよいのではないかと思いました。

出力が大きいと、整流電圧が大きくなりすぎるので、ツエナーダイオードで電圧制限しています。
回路図上30Vのものが入っていますが、20V~30Vで問題ないかと思います(未確認ですが)

挿入損失は、この整流回路があるものとないものでは、約8%の電力ロスが発生していました。
移動運用などで、VSWR確認用として使用して、運用時は外してしまえばよいかと思います。

<注意>
手軽に実装できるのでやって見られたら良いかと思いますが、あくまでも自己責任でお願いいたします。
実装・使用によって発生した、故障等一切の障害も責任持てません。
QMP-01の頒布者であるJL1VNQさんへの質問などはなされないようにお願いします。



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