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feed POTA用FT8ハンディ機 2号機の試作 (2023/12/20 17:24:47)
POTAのアクチベーションも近いところはかなり制覇したので、来年はいよいよ都心の公園のアクチベーションになるのですが、公園リストをみていると岩崎邸や六義園などの有料公園が結構含まれています。これらの公園は、昔、行ったことがありますが、HFの運用ができるような場所が記憶になく今のコンパクト移動システムでも難しい感じがします。

そういうことで、三脚なしで片手に持って2~3mのラジアル線を垂らす程度のシステムで7メガFT8を運用できるような装置を作ってみることにしました。 

前に作ったFT8ハンディ機でも7メガでアクチベーションはできたのですが、ロッドアンテナが1.3m長だったので主力の7や10メガの飛びは悪かったので改良する必要があります。
●前の機種の記事は こちら

今回、いつもPOTAで使っている長さ2mのロッドアンテナを使ったハンディ2号機を試作してみました。無線機の基板は、QRPオールバンドのWVU604Fです。ロッドは縮めた状態でも30cm近くの長さになりますので、ケースもそれなりの大きさにしないと傾けたときに片手で支えることができません。今回は所有する3Dプリンターで作れる最大の20cm長としました。また、電池も大容量にして、朝から夕方まで充電なしで運用できるものとなっています

また、スペースが余裕があるので、前回同様の丸形メーターを実装しています。1号機は液晶の前にスマホを差し込んで使うデザインでしたが、運用中に何もみえなくなるので、スマホは背面に差し込めるようにしてみました。

(表面)
IMG_8888

(裏面)
IMG_8894


★運用実験
天気も良かったので比較的近い練馬区の光が丘公園に移動して、試してみました。スマホとの接続は、ケーブル1本なのですが、ちょっと長いので丸めてます。ラジアルは、3mの長さのものを垂らして立った状態で7メガでCQを出してみました。

数回のCQで応答があり、リトライはありましたが10分程度で3局交信ができました。そのあとで10MHzも試してみたのですが、応答はあったものの送信波の回り込みでマイコンが固まったり、スマホのアプリがいつものように呼ばれていても応答しないトラブルが発生したので、テストはここまでとしました。

運用した感想としては、先の不具合の他は以下のようなものがありました。
①片手に持って立った状態で運用はできるが結構重い。
②表示液晶が裏側なので裏返してみるのが面倒
③スマホ画面は横型にして使いたい(スペアナ画面も同時にみたい)


IMG_8897

IMG_8901


また、本機は、三脚に取り付けることもできるように作りましたので、送信の回り込みが抑えられれば今のシステムに代わってメインで使おうと考えています。
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