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<コロナ禍明け!?から減少数に歯止めかからず>総務省が2023年11月末のアマチュア局数を公表、前月より1,230局少ない36万1,906局 (2024/1/12 18:00:36)
2024年1月12日、総務省は2023年11月末のアマチュア無線局数を公表した。それによると前回の2023年10月末のデータから1か月間で1,230局減少して、361,906局となった。コロナ禍明け!?ごろから減少スピードの増加傾向は続いている。
2012年以前は1か月間に1,000局から2,000局単位でアマチュア局が減少。しかし、2013年暮れごろから減少数が急激に減少した。これは2011年3月11日に起きた「東日本大震災」による“災害時の通信に役立つアマチュア無線”での開局ブーム!?によるものだと推察できる。その理由として、アマチュア局の免許期限が切れる5年経過したタイミングで再び減少数が増加した。免許の更新を行わなかった局が多かったためだと思われる。そしてコロナ禍でお家時間が増えた影響で、アマチュア局の新規開局やカムバックハムの増加などが功を奏して、一時は減少数の鈍化傾向が見られたが、コロナ禍明け!?の昨年夏ごろから再び減少スピードが増加しだしている
アマチュア局は、1995年3月末に過去最高の136万4,316局を記録したピークから増減を繰り返し、ピーク後に最高となった2016年4月末の43万6,389局から、現在も“ピーク後最低局数”を更新し続けている。ピーク後に最高となった43万7,736局から92か月間で73,136局減少した。
アマチュア局登録の多いエリア順に並べると、1エリア(関東管内)は11万局以上の登録があるが、2番目は2エリア(東海管内)で3位が3エリア(近畿管内)、そして4位には7エリア(東北管内)、5位は8エリア(北海道管内)、6位は6エリア(九州管内)と続く
●2023年11月末、アマチュア局の各エリア(管内)局数内訳
・1エリア(関東管内): 107,467局(107,775局)
・2エリア(東海管内): 45,969局(46,153局)
・3エリア(近畿管内): 43,901局(44,014局)
・4アリア(中国管内): 21,860局(21,919局)
・5エリア(四国管内): 16,752局(16,821局)
・6エリア(九州管内): 30,074局(30,214局)
・7エリア(東北管内): 37,610局(37,738局)
・8エリア(北海道管内):32,691局(32,853局)
・9エリア(北陸管内): 8,572局(8,596局)
・0エリア(信越管内): 14,870局(14,904局)
・6エリア(沖縄管内): 2,140局(2,149局)
※カッコ内の数字は2023年10月末の局数を表す。
●関連リンク: 無線局統計情報(総務省)
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