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link hamlife.jp hamlife.jp (2024/11/25 18:35:29)

feed 三浦電波監視センターが「HF帯のデジタル文字通信(FT8など)で無資格運用やオフバンドの違反行為が目立つ」と異例の呼びかけ--1月28日(日)~2月3日(土)まで先週の記事アクセスランキングTop10 (2024/2/4 9:30:18)

先週のアクセスランキング1位は、アマチュア無線でDX通信の主流となっているHF帯のFT8など「デジタル文字通信」の監査を、日本における短波帯以下と人工衛星からの電波監視業務を行っている唯一の施設「総務省関東総合通信局三浦電波監視センター(神奈川県三浦市)」が行ったところ、運用している局の「免許失効」「指定外周波数使用(いわゆるオフバンド)」「指定外周波数使用」の電波法違反行為を複数確認したとして、注意点とともに「適正な運用を心がけて」と異例の注意喚起を行った話題。

 

 

(関東総合通信局の広報資料から)

 

 

 続く2位は、小型月着陸実証機「SLIM(スリム)」が日本初(世界で5か国目)となる月面着陸に成功。「SLIM」から放出された2基の小型月面探査機のうちの1つ「LEV-1」に搭載されているアマチュア無線局(JAXAハムクラブ)に、総務省関東総合通信局から無線局免許状が「JS1YMG」のコールサインで正式交付(令和6年1月29日付け)されたニュース。免許状の「無線設備の設置場所又は移動範囲」には「月軌道」とあり、「軌道傾斜角 5.2度、軌道周期 39,214分、近地点高度 360,000km、遠地点高度 405,000km」と月の軌道要素が記載されていることから、“日本で初めての月面アマチュア無線局”だとアマチュア無線家の間で話題になっている。

 

 

「lev1_rover_slim/@LEV1_Rover_SLIM」がX(旧Twitter)でポストした、日本で初めてとなる月面アマチュア無線局「JS1YMG(LEV-1)」の免許状

小型月面探査機「LEV-2」が月面を移動しながらデータを収集し、小型月面探査機「LEV-1」がそのデータを受け取り、アマチュア無線を使って地球に届ける(JAXAデジタルアーカイブスから(C)JAXA)

 

 

 3位は、総務省総合通信基盤局が定期的に実施している、電波法の基準を満たしているとしてネット通販などで安価に市販されている無線機器(トランシーバー、ペット用の無駄吠え防止、ワイヤレスチャイム、通信機能抑止装置など)を購入して、実際の電波の強さを測定する「無線設備試買テスト」の「令和5年度第2次(1月掲載分)」が公表された話題。今回測定した78機種(1機種につき2台ずつ)で、「著しく微弱な無線局」の基準を超えた電波を発射することが確認された。電波法令の手続きなくそのまま使用すると、電波法違反による罰則(1年以下の懲役又は100万円以下の罰金)の対象となる。

 

 

通販サイトでは安価なトランシーバーをはじめ電波を発射する海外製の機器が多数販売されているが、そのほとんどが「著しく微弱な無線局」の基準を超えている

 

 

 4位は「<総務省が “特例措置” を設けて聴取者への影響を検証>2024年2月以降に『運用休止』を予定している民間AMラジオ放送事業者(中波ラジオ局)13社を公表」。昨年(2023年)11月1日の記事だが、2月1日からの放送休止のタイミングに合わせて再び注目を集めたようだ。民間AMラジオ放送(中波ラジオ放送)事業者の中には、AMラジオ放送の維持コストの負担が難しいなどの理由により、コストが抑えられるFMラジオ放送への変更(FM転換)や、FM転換を伴わないAM放送局の廃止(AM局廃止)を検討していることから、総務省がその社会的影響を確認するため一定期間内にAMラジオ放送を休止できるよう特例措置を設け、休止を希望する13社の民間AMラジオ放送事業者が、2024年2月から最長1年間にわたり放送を休止することになった。

 

 

 

中波でAMラジオ放送を行っている事業者は設備更新や維持管理に多額のコストがかかる

 

 

 

※タイトルをクリックすると該当記事にジャンプします。

 

 

 

1)<三浦電波監視センターがHF帯のFT8交信を監査「免許失効、オフバンド、資格逸脱…適正な運用を心がけて」と異例の注意喚起>アマチュア無線局によるデジタル文字通信での電波法違反を複数確認

 

2)<免許状に記載の設置場所、移動範囲は「月軌道」>小型月面探査機「LEV-1」搭載、日本で初めての月面アマチュア無線局「JS1YMG」に無線局免許が正式交付

 

3)<市販されている78機種で、そのまま使用すると電波法違反に>総務省、著しく微弱な電波の許容値測定「令和5年度無線設備試買テスト中間結果報告(第2次)」を公表

 

4)<総務省が “特例措置” を設けて聴取者への影響を検証>2024年2月以降に「運用休止」を予定している民間AMラジオ放送事業者(中波ラジオ局)13社を公表

 

5)<「ハムフェア2019」での初お披露目から4年5か月>アイコム、HF+50MHz帯 1kWリニアアンプ「IC-PW2」の出荷開始を発表

 

6)<日本初の月面着陸に成功>月着陸機「SLIM」搭載の小型月面探査機が発信するアマチュア無線(JS1YMG/437.410MHz)の電波が月から届く

 

7)<大分県杵築日出警察署と共同で取り締まり>九州総合通信局、大分県内の自宅に不法市民ラジオ(CB無線)を設置していた男(60歳代)を電波法違反容疑で摘発

 

8)<アマチュア無線に強力なノイズが混入する事例も…>総務省、影響・原因から対策まで「太陽光発電システムを原因とする無線通信の妨害について」のページを新設

 

9)<報道陣を集めて“使用禁止”を周知>北海道総合通信局、外国人スキーヤーたちが持ち込む外国製トランシーバー使用の常態化で取り締まりを強化

 

10)<受信テク+機材情報たっぷり>三才ブックス、1月30日(火)に「ラジオ受信バイブル2024」刊行

 

 

 

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