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<実戦のトレーニングに最適! CWコンテストを擬似体験>JA向け機能を搭載したCWラーニングソフト「Morse Runner(モールス・ランナー)Ver1.84」をリリース (2024/3/25 12:05:43)
パターン化されコピーしやすい国内コールサイン、パターン化できずコピーしにくい海外コールサインなど、CWコンテストを疑似体験できるフリーソフト「Morse Runner(モールス・ランナー)」の最新版「Ver1.84」がリリースされた。今回、7月開催の「IARU HF 世界選手権コンテスト」のほか、4月開催の「ALL JAコンテスト」や10月開催の「全市全郡(ACAG)コンテスト」向け機能などが搭載している。
「Morse Runner(モールス・ランナー)Ver1.84」では、開発プロジェクトに武藤臣宣氏(JR8PPG)が合流。4月開催「ALL JAコンテスト」や、10月開催「全市全郡コンテスト」向け機能などを搭載している。設定画面の右上に「WPX」「ALLJA」「ACAG」のチェックボックスがある仕様になっている
カナダのアマチュア無線家、Alex Shovkoplyas氏(VE3NEA)が開発した「Morse Runner(モールス・ランナー)」は、自局のコールサインなどを設定するだけで、あたかもCWコンテストに参戦しているかのように、次々とCQに応答する局のコールサインが流れてくる仕組みで、実戦のトレーニングに最適だとコンテスターや電信愛好家から好評を得ている。
その後、「Morse Runner」は、Michael G Brashler氏(W7SST)が中心となって改良が続けられ、その都度リリースされ無料配布してきた。
今回、同ソフトをベースに、ALL JAコンテストや全市全郡(ACAG)コンテストの国内コンテストに対応した「Morse Runner for JA Contest」を開発した実績のある武藤臣宣氏(JR8PPG)が開発プロジェクトに合流。4月開催の「ALL JAコンテスト」や、10月開催の「全市全郡コンテスト」向け機能などを搭載した最新版「Ver1.84」がリリースされた。
最新版「Ver1.84」の説明には、「This fifth release of Morse Runner Community Edition introduces the IARU HF World Championship Contest, provides improvements to the CQ WPX and ARRL FD Contests, plus general enhancements and bug fixing for all contests. Updated call history files were also added.(Morse Runner Community Editionの5番目のリリースでは、IARU HF 世界選手権コンテストが導入され、CQ WPXおよびARRL FDコンテストが改善され、さらにすべてのコンテストの全般的な機能強化とバグ修正が行われています。更新された通話履歴ファイルも追加されました)」と紹介している。
圧縮ファイルをダウンロードして解凍ののち、exeファイルを起動すればOK。実行ファイルだけで動くソフトなので容量も小さく、必要なければフォルダごと消去するだけという手軽さである。
●Ver1.84の変更点
・IARU HF 世界選手権コンテスト(W7SST)を追加。
・編集可能な交換やシリアル、NR生成の改善など、CQ WPXの改善(W7SST)。
・ARRL DX、ARRL FD、CQ WW、CWOPS CWT、K1USN SST、NCJ NAQPコンテストの通話履歴ファイルを更新。
・Macシステムでは、WINE (Win7ボトルを使用) 、またはクロスオーバー(情報 TNX N3RTW)で動作。
●JA向け機能
・ALL JA、ACAGのコールサインリストを更新。
ポータブルの局の都府県ナンバー市区郡ナンバーをエリアに合った仕様に変更。
・自分が送信する「NR」は常に固定(省略しない)。
・相手局は送る「NR」はランダムに省略形を送る。
●関連リンク:
・バージョン1.84-IARU HF World Championship, CQ WPX
・CWを始めよう!(その10)「Morse
Runner」でトレーニング!(Active Shack)
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