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feed アンテナの性能をPSKRでベンチマークする方法を考える(1) (2024/4/23 5:30:49)
POTANT-7の記事を書いたところ以下のようなコメントがありました。

スクリーンショット 2024-04-21
101101


市販のアンテナは興味がないので全く知らないのですが、 同じ長さの短縮コイルのアンテナの方が遥かに効率がよい という意見のようです。自分のこれまでの実験から、同じ形状でマッチングが取れている同じ長さのアンテナの飛び具合はほぼ同じではと思っています(ここではコイル抵抗の発熱分などの微妙な差は無視)が、この点は検証をしてみたいと思います。

簡単にコイルを使った短縮アンテナを作って切り替えて受信感度を比較してみれば簡単ですが、POATNT-7は垂直ロッド部からの放射が少なくラジアル線からの輻射が強いと推測していることで通常のバーチカルより打ち上げ角が高いのではないかと思っています。そのため、単純に市販のホイップと受信比較しても意味がなく、例えば近距離と長距離でのSNRがどのくらい差があるかなども分かる方法はないかと考えていました。

そこでいつも飛んでるチェックに使っているPSKRを他局と比較すると面白い分析ができるのではないかと思いつきました。先日、自分が埼玉県で移動しているときに同じ時間帯に同一県内で移動をされているOM局がおられ、効率がよさそうなセンターローディングのアンテナでモービル運用をされていたので帰宅してから比較してみました。

下図が比較ですが、ぱっとみるとかなり飛びの差があると感じますが、出力差7dBと運用時間(こちらは電車と徒歩移動して3か所から運用しているので電波を出している時間が短かかった)、そしてもしPOTANT-7の打ち上げ角が推測通り高ければ距離500km以上は飛ばなくて普通なのでPOTANT-7もそんなに悪くないようにも思えます。

また、このとき忘れていたのですがPSKRにはADIFでデータを取得できるのでそれを使えばベンチマーク対象局との電力の7dB補正や、さらに同じ時間帯のデータのみで比較ができるということです。次回の移動からはこの点も考慮していろんな局と比較実験して分析をしてみたいと思います。

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