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link 7L4WVU 自作アマチュア無線局 7L4WVU 自作アマチュア無線局 (2024/9/8 12:05:48)

feed WVU604Fハンディ機 (2024/4/30 7:35:55)
FT8で30-40mのPOTAをやっていると0.5Wと10Wの差が意外にも少ないことが分かります。レベルにすると13dBの差、SSBやCWだと弱い局に応答しない方が結構おられますがパソコンでデコードできれば交信できるFT8だとハイパワー局と同じように表示されます。例えば相手がもし10W局でSNR -10程度で入っていればこちらの信号は-23程度で交信できる可能性があります。実際に30-40mバンドで受信していると多くの局が-10以上で受信できているので混信がなければ十分に楽しめると思います。

10Wにすると確かによく飛ぶのですが、最近でもリニアが故障した青ヶ島・八丈島移動や後半バッテリー切れとなった滋賀県全POTA移動でも0.5WにしてもACTはできました。また、10Wでもコンディションが悪ければCQ連発になることも多いので10Wのメリットは自分の中ではかなり少なくなってきました。

それ以上に重くなったりリニアや電源の配線が面倒で1日に数か所早回りすることが多い私の運用形態でかなり負担になっていたので、リニアなしの運用スタイルに戻すことにしました。

そこで昨年末に製作してRFの回り込みが解決できずにいたハンディ機を思い出し、復活させてみることに。これは本体にPOTANTを実装して、さらに電池は充電式でなく18650電池を使って予備バッテリーと交換することで長時間の運用を可能としたものです。重さは、アンテナ、電池、スマホ含んで585gしかありません。

筐体内に電圧給電のロッドアンテナがあるので基板に直接回り込みます。対策をしないと0.5W運用も厳しいくらいですが、内部にコアをあちこちにいれて自宅では一応、1W運用ができるように改善したようにみえたのでPOTAで試運転してみました。
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サイズはかなり大きいのですが、小型ケースに2m長のロッドアンテナを実装すると片手で持つことが難しくなるのである程度の大きさが必要となります。また三脚にも取り付けられますのでそのときにも筐体にある程度の長さがあり電池とスマホの重みがあることで安定して立たせることができます。

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試運転では、POTA 5か所をまわりました。スマホ用の三脚(380g程度)を持っていたので設備の重量は1kg位でリュックにいれて23000歩歩きましたが楽になりました。

回り込みについては実際に公園でやってみると30mではまだダメで0.5W程度に減力しないとマイコンがリセットされました。ラジアルなしだとOKなのですが、ラジアルの張り方や長さにも影響はあるようなので、最悪はシールドする必要があるかも知れません。

休日ということでバンドも混雑しており、頻繁にDFを変えて運用しましたが1か所あたりだいたい30分でACT完了できたので十分かと思いました。

電池は、18650の2000mAHを2本使っていますがCQ連発で5か所回っても8.2Vが7.7Vになった程度でまだ50%程度は残っているようでしたのでかなり余裕があります。念のため予備電池を持っていれば一日遊べそうでした。

最後にこの日のPSKR(左が40m、右が30m)です。今回の公園は街中や森林で気に囲まれているとことが多く、CQ連発が多かったのですが、北海道から九州まで飛んでいたようです。

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