ホーム >> 無線ブログ集 >> 2024年JARL選挙の振り返り

無線ブログ集

  メイン  |  簡易ヘッドライン  

link 7K1BIB/AC1AMの業務日誌 7K1BIB/AC1AMの業務日誌 (2024/10/18 13:35:47)

feed 2024年JARL選挙の振り返り (2024/5/12 17:19:19)

大型連休前に、JARL全国理事候補選につき、当選証書を頂きました。改めて、その重みを噛みしめております。

2024年のJARL選挙の結果が告示されてから3週間。連休中も、その意味について思いを巡らせておりました。

1.私は、3856票、有効投票の20.3%という最多得票を頂き、トップ当選することができました。全国理事候補選に初挑戦の私が、前会長・JG1KTC髙尾義則氏に勝つことができました。連戦連勝だった髙尾氏の得票数は2884票で、前々回の選挙から激減。お陰様で、私と髙尾氏の得票数には1000票近い差が付きました。

これは、ひとえに、会員の皆さまの勝利であったと確信しています。

私は、 JA5SUD森田耕司会長の「積極的な活動と情報発信」「組織運営の透明化」を2本の柱とし、クリーンな事業運営を行うというご方針を全面的に支持すると宣言 し、森田執行部の代理戦のつもりで選挙戦を戦いました。そして、選挙ハガキや個別メールは一切使わず、お金もかけず、ブログとTwitter(現X)とZoomを使ったネット選挙を行いました。多くの方が、私の考えを口コミで伝えてくださいました。

したがって、私に投票してくださった方々は、森田執行部を支持され、かつ、私の所信をお読みになり、 特に1番目に挙げた「組織運営の透明化・活性化」「不祥事が二度と起こらない体制作り」に貢献したい との点を支持して、投票してくださったのだろうと思っています。 今回の選 挙で示されたJARL会員の民意は、 「もうあの時代に戻してはならない」ということであると受け止めています。

2.では、前会長の2884票に託された「民意」は何であると考えればよいのでしょうか。

髙尾氏が有権者に直接、相当なお金をかけて送った選挙ハガキには、太く赤字で「JARLの1丁目1番地はQSLカードの転送です」と書かれていました。髙尾氏に投票された多くの方々は、QSLビューロー遅延問題を早期に解決してほしいと考えていらっしゃると考えました。

私は、ビューロー遅延問題の解決を望む皆さまの声を、誠実に受け止めたいと思います。

ビューローに500万枚ものカードが滞留してしまったのは髙尾前会長の無策が原因であり、選挙ハガキの物言いはとても無責任だと思いますが、それはさておき、滞留分の処理には莫大なお金がかかり、会員の皆さまからお預かりした大切な資金を無計画に投入するわけにはいきません。ですが、森田執行部のもと、 昨年11月の「QSLカード転送遅延の解消のための『「発行枚数見直し』のお願い」により、ビューローへの到着枚数は着実に減っており 、ある程度お金をかけても、滞留分の処理に取り組む下地が整ってきたと思います。そもそも、今の業者は、ビューロー業務をもうやめたいと言っているという話もあります。

QSLビューローをどうやって適正規模で存続させるか。私が理事に就任することができましたら、真っ先に取り組まなけえればいけない課題のひとつと考えています。

3.では、髙尾氏に投票された2884人の方々は、 「前会長・髙尾執行部に関する報告書」が指摘した髙尾氏に関する数々の問題点 を「許した」と考えて良いのでしょうか。

髙尾氏の選挙ハガキには、当然、自分に不利なことは書かれていません。報告書の存在に気づかず、選挙ハガキだけをご覧になって投票された方も、多かったのではないでしょうか。

中には、報告書の指摘は全くあたらないと信じている方々もいらっしゃるかもしれませんが、私は、JARLがそのような方々が多数派を占める組織であってほしいとは思えないのです。

多数の使途不明の飲食費、割り勘金問題、独断による組織運営。髙尾氏は、未だにこれらを自己正当化し、現執行部の批判に終始し、反省も後悔も返金もされていません。そして、これまでの支持者も、続々と髙尾氏から離れておられます。

髙尾氏が2位で当選されたことで、髙尾氏の「禊ぎ(みぞぎ)」は済んだと考えてよいのか、慎重な検討が必要であると考えています。

(2024-05-12 記)


execution time : 0.036 sec
サイト内検索

メインメニュー

ログイン
ユーザ名:

パスワード:



パスワード紛失


オンライン状況
102 人のユーザが現在オンラインです。 (16 人のユーザが 無線ブログ集 を参照しています。)

登録ユーザ: 0
ゲスト: 102

もっと...