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【米国ハムベンション2024】<JARLも出展、森田会長(JA5SUD)の姿も…>世界最大級のアマチュア無線イベントの主要ブースを写真リポート (2024/5/20 12:05:54)
世界最大級のアマチュア無線イベント「Hamvention(ハムベンション)2024」が、現地時間で2024年5月17日(金)朝9時から19日(日)13時まで(日本時間:18日22時から20日午前2時まで)、米国オハイオ州ジーニア市の「グリーン郡フェアグランド・エキスポセンター(Greene County Fairgrounds and Expo Center)」で開催された。初日には、アイコム株式会社が同社創業60周年を記念するアマチュア無線機のコンセプトモデル「X60」のサプライズ発表( 2024年5月18日記事 )を行い盛り上がりを見せたほか、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)もブースを出展して非常に多くの訪問者で賑わっていた。ブースには森田耕司JARL会長(JA5SUD)の姿もあった。
一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)は、ARRLブースすぐ裏の一等地にブースを出展し各種アワードやJARL NEWSなどを展示、多くの訪問者で賑わっていた。写真中央が森田JARL会長。山本国際課長も同行した
※パソコンでご覧の場合、小さい画像はクリックすると拡大します。
毎年5月に米国で開かれている世界最大級のアマチュア無線イベント「Hamvention(ハムベンション)」。2016年までの60年以上にわたって、オハイオ州デイトン郊外のハラ・アリーナで開催され「デイトン・ハムベンション」の名前で親しまれてきたが、同施設の閉鎖が決まったため2017年からはオハイオ州ジーニア市の「グリーン郡フェアグランド・エキスポセンター(Greene County Fairgrounds and Expo Center)」で開催されている。コロナ禍で2020年と2021年の中止を経て、一昨年(2022年)に再開。今年も日本のアマチュア無線機器メーカー(現地法人を含む)を始め、多数の有名メーカーや地元無線ショップが出展し、全米はもちろん、世界各国から多くのアマチュア無線家が訪れ大いに賑わった。
アイコムは創立60周年の記念ロゴを刺繍したキャップを会場で配布
SDRトランシーバー「FLEX8000シリーズ(FLEX-8400/8400M/8600/8600M)」は今年8月発売予定。デュアル受信対応で最大1つのバンドで40kHzの帯域の受信が可能。FT8なども複数周波数が受信できDXペディション局のQRVも把握しやすそうだ(復調が簡単にできるのかは不明)。GPSと小さいアンテナも標準で装備するという。FLEX6000シリーズは生産完了になる見込み
FLEX-8600の諸元
売り上げを入門者向け受験支援サイト「HAMSTUDY」の運営に出資しているという、ハンドメイドのカラフルなアンテナ屋さん。2バンド用ホイップは1本20ドルから。右は価格表
懐かしい「コリンズ」のアマチュア無線機を特設展示コーナーで披露
Elecraftは「K4」のリモート運用をデモンストレーション。左はWindowsタブレットによる「VK4(Virtual
K4ソフトウェア)」、右はリモートコントロールパネル「K4/O」を使用したもの
米国FCC(Federal Communications Commission/米国連邦通信委員会)のアマチュア無線資格試験をサポートし、ボランティアによる試験を実施している「W5YI」のブース。各地の試験チームにお馴染みの事務局のお二人(左:WB5QNG、右:N5DYE)が対応
無線機器用マイクやヘッドホンなどで知られるHEIL社(HEiL Sound)の創設者・Bob Heil氏(K9EID)が今年2月に他界。それを偲んでアイコムのスタッフが「今年もBobは一緒だよ」と紫色のリボンを配っていた
Hamvention2024の会場写真をご提供いただきました皆様にお礼申し上げます。(hamlife.jp)
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●関連リンク: hamvention2024 公式サイト
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