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link hamlife.jp hamlife.jp (2024/11/22 7:35:23)

feed <全国初!Starlink衛星を介しサイマル放送で同時配信>関東総合通信局、5月26日(日)「令和6年度神奈川県水防演習」会場(神奈川県小田原市)で臨時災害放送局(77.1MHz)を開局 (2024/5/23 12:05:40)

関東総合通信局は、2024年5月26日(日)に神奈川県小田原市の酒匂川スポーツ広場を会場に実施する「令和6年度神奈川県水防演習」において、同日午前9時分から12時まで臨時災害放送局の運用訓練を実施する。周波数は77.1MHz、送信出力は0.01W。コールサインは「かんとうりんさいエフエムじっけん2(関東臨災FM実験2)」で、「当日の訓練では、全国初の取組として、災害の影響により光ファイバーやCATVなどの有線通信回線および携帯電話回線やWiMAXなど無線通信回線が一定期間使用できない状況であると想定し、衛星インターネット機器(Starlink)を組み合わせた通信環境を構築することを予定しております」と案内している。放送エリアは会場周辺の河川敷に限られるが、全国初の試みとして、Starlink衛星を介して「JCBAインターネットサイマルラジオ」から同時配信され、インターネットを通じて全国から放送を聞くことができる。

 

 

 

 

●「令和6年度神奈川県水防演習」における臨時災害放送局の運用訓練

 

コールサイン: かんとうりんさいエフエムじっけん2(関東臨災FM実験2)
周波数: 77.1MHz
日時: 2024年5月26日(日)9時00分から12時00分まで
出力: 0.01W
場所: 神奈川県小田原市寿町5丁目地先 酒匂川スポーツ広場
聴取エリアの目安: 会場内およびその周辺

 

 

 

関東総合通信局が公表した内容は以下のとおり(一部抜粋)。

 

 

 

 総務省関東総合通信局は、神奈川県および神奈川エフエムネットワーク(KFN)(※1)との共催により、小田原市内で開催される「令和6年度神奈川県水防演習」の会場において、臨時災害放送局用設備および最新の災害対策用移動通信機器(衛星インターネット機器等)の展示と同設備を用いたデモンストレーションを行ないます。

 

 当日は、一般社団法人日本コミュニティ放送協会(JCBA)関東地区協議会の協力を得て、全国で初めて、衛星インターネット機器(Starlink)を使用したインターネットサイマル放送による配信訓練を実施します。

 

 会場において、次の内容でブース出展します。

 

●臨時災害放送局(※2)用設備の展示・デモ(実験試験局の運用)

 

 KFNおよFM小田原株式会社と共同で臨時災害放送局用設備を用いて実際に電波発射して、放送試験を実施します。

 

 なお、当日の訓練では、全国初の取組として、災害の影響により光ファイバーやCATVなどの有線通信回線および携帯電話回線やWiMAXなど無線通信回線が一定期間使用出来ない状況であると想定し、衛星インターネット機器(Starlink)を組み合わせた通信環境を構築することを予定しております。このため、通信環境等により配信が不調になる可能性がありますこと、予めご了知願います。

 

 

●公共ブロードバンド移動通信システム(公共BB)(※3)の展示・デモ

 

 リアルタイムで映像伝送可能な移動通信システムを用いて実際に電波発射し、映像伝送のデモンストレーションを実施します。被災地における被災状況把握に役立ちます。概要等は以下のとおりです。

 

運用時間: 9時00分から12時00分までの間で適宜
実施エリア :会場内
災害支援のための情報通信機器の展示:
 災害対策用移動通信機器(衛星インターネット機器、衛星携帯電話、MCA無線機、簡易無線機等)、ICTユニット(※4)等

 

 

【補足】
※1 神奈川エフエムネットワーク(KFN)とは、神奈川県内のラジオ放送事業者、株式会社ニッポン放送、神奈川県庁および神奈川新聞社によって、災害時に各社が相互協力して情報を共有し、リスナーに寄り添って発信することを目的に結成された任意団体(平成21年1月8日設立)。
※2 臨時災害放送局とは、災害時に地方公共団体等が被災住民への情報伝達のため、臨時に開設することができる超短波(FM)放送局です。
※3 公共ブロードバンド移動通信システムとは、VHF帯を使用した映像伝送などのデータ通信が可能な無線システムであり、持ち運びが可能で、周波数特性を活かして長距離での通信が可能です。
※4 ICTユニットとは、既存の通信ネットワークが被災して使用ができない場合や通信環境が不十分である場合など、初動期の外部機関との連絡、被災情報の収集伝達など応急復旧活動の遂行に必要となる通信環境を確保するものです。

 

 

 

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<「Inter BEE 2015(国際放送機器展)」リポート1>特定小電力無線を使った「フレキシブル通信システム」、可搬型の「臨時災害放送用FM装置」…etc.

 

 

 

日立国際八木ソリューションズ製「臨時災害放送用FM装置」。上部のパイプ状のものが「可搬型送信アンテナ」で、水平・垂直いずれの偏波にも設定可能

本体は電源、送信部、ミキサー、オーディオプロセッサなどで構成。キャスター付きで容易に運搬できる

 

●関連リンク:
・関東総合通信局 全国初 衛星インターネット機器(Starlink)を使用したFMラジオ放送の配信訓練を実施-令和6年度神奈川県水防演習-
・サイマルラジオ放送「関東実験試験局/水防演習/神奈川県」(JCBA/一般社団法人日本コミュニティ放送協会)
・令和6年度水防演習リーフレット(PDF形式)
・水防演習について(神奈川県)

 

 

 

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