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「だれでもQSL」のお試し運用 (2024/6/9 21:20:22)
以前に「ヒヨウゴAB717局」から教えてもらったwebサービス。
1エリアの無線局(フリラ・アマチュア)の「とうきょうSR120局・JK1MQZ局」が開発された、簡単にフリラ局でもアマチュア局でもQSLをインターネットでやりとりすることができる「だれでもQSL」というものを試しにやってみた。
ブラウザで「だれでもQSL」と検索して、上の画像のサイトにアクセス。
右上に自分のコールサインを入力して設定する。
「カードを送る」をクリックすると、入力欄が出てくるので、1局ずつQSOデータの入力と画像のアップロードをしていってもよい。また、当局のきょうの運用みたいに、たくさんのQSOがある場合で、まとめてQSLを送りたい場合には、csv形式のファイルをアップロードして、まとめて送ることもできる。さらに、アマチュア無線のログデータの共通形式であるADIFファイルもアップロードできるとのこと。
1局ずつの場合でもまとめて送る場合でも、入力必須な項目は「自局コールサイン」「相手局コールサイン」「交信日時」「レポート」だけ。
上の画面では、運用バンドやモードやメッセージなんかを書いているが、これらは書かなくてもよい。
気をつけないといけないのは、フリラコールのアタマの部分はひらがなに統一しておくこと、最後に「局」をつけないこと、「/8」などもつけないこと(受信側で検索しても出てこなくなる)。
また、csvファイルでまとめて送る場合は1ファイルあたり30件まで。上の画像は分割する前なのだが、この点は改善してほしいところ。
紙のカードは一回印刷してしまうとデザインを変えることができないが、「だれでもQSL」では極端なことを言えば、1QSOごとに写真を変えることができるので、その日の運用風景を写真に撮って送ることも可能。もちろん「だれでもQSL」の送付にお金はかからない。本人確認やなりすまし防止のための仕組みも整備されている。
ということで、きょうQSOしていただいたみなさん(ログは こちら )には試しに「だれでもQSL」を送ってみたので、よろしければアクセスして、自身のコールサインを設定の上「カードを見る」からご覧ください。
なお、この記事は当局とQSOしていただいたみなさんに「だれでもQSL」の発行を強制したりお願いしたりするものではありませんし、ましてやフリラ・アマチュアともに無線の世界で"「だれでもQSL」を交換し合うのが当たり前"みたいな文化を作りたいために書いたものでもありません。あくまでも当局が"試しにやってみた"だけのものです。誤解のないように念のため書いておきます。