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【動画公開中】<警察に通報した新潟市の1アマにインタビュー>テレビ新潟、6月18日のワイド番組で「阿賀町の白髭山で50代男性が遭難、自宅で “SOS” 受信したアマチュア無線の愛好家が人命救助」を特集 (2024/6/19 12:05:28)
2024年6月14日、新潟県阿賀町の白髭山(標高657m)へ移動運用に出掛けていた東京都大田区在住のアマチュア無線家(50代男性)が下山途中で携帯電話を落として道に迷い、持参のアマチュア無線機で助けを求め、翌朝に県警ヘリで救助されるという事件があった( 6月17日掲載記事 )。新潟県のテレビ新潟は、6月18日の生番組「夕方ワイド新潟一番」の中でこの話題を特集。実際に “助けを求める通信” を受信し警察へ通報した新潟市西蒲区のアマチュア無線家(1アマ)の自宅を訪問し、シャックで当時の模様やアマチュア無線活動についてをインタビューした。特集の動画はテレビ新潟公式サイトのニュースコーナーで公開されている。
TeNYテレビ新潟のニュースコーナーより
6月18日夕方、テレビ新潟の生番組「夕方ワイド新潟一番」で放送されたこの特集のタイトルは「阿賀町の白髭山で遭難 救助につながった“ある資格”」というもの。特集の冒頭では、6月14日夕方に新潟県阿賀町の白髭山で発生した遭難事件について、新潟県警察が15日朝に撮影した県警ヘリコプターからの救助シーンを流した。
TeNYテレビ新潟のニュースコーナーより
さらに「1人で山に入ったという男性。携帯電話をなくし、道に迷う中、連絡手段として頼ったのが…」というナレーションと共に、アマチュア無線を使った救助を求める通信を受信し、警察に通報した新潟市西蒲区の和田彰彦さん(68歳)の自宅インタビューが流れた。
TeNYテレビ新潟のニュースコーナーより
和田さんは「 “どなたか聞いてませんか?” と盛んに言うものですから、これは尋常でないなということですね。それでもって対応したと、そういうことになります」と、当時の状況を振り返った。
特集はさらに、アマチュア無線について「アマチュア無線は趣味で行われる無線通信で、電波が届く範囲であれば知らない人同士でも自由にコミュニケーションが取れます。やり取りをするには国家資格が必要です」と紹介し、「実は遭難した男性が山に入ったのも、アマチュア無線で交信するため。そのため、必要な機材を携帯していました」と説明した。
TeNYテレビ新潟のニュースコーナーより
TeNYテレビ新潟のニュースコーナーより
続いて和田さんによる交信再現シーンが流れ、「和田さんはアマチュア無線の最難関、第1級アマチュア無線技士の資格を持ち、この道52年の愛好家です」とプロフィールを紹介。シャックやアンテナ、これまでに交換した海外局のQSLカードなどが披露された。
TeNYテレビ新潟のニュースコーナーより
TeNYテレビ新潟のニュースコーナーより
最後は和田さんの「やっぱりアマチュア無線やっててよかったなと思いますね。また今後もこういったことがもしあれば、役に立ちたいと思います」という言葉と、「趣味が高じて、人命を救助した和田さん。アマチュア無線の可能性を広げる出来事になりました」というナレーションで締めくくられている。
TeNYテレビ新潟のニュースコーナーより
この動画はテレビ新潟の公式サイトのニュースコーナー(関連リンク参照)で公開されている。公開期間は短いと思われるので、早めのチェックをおすすめする。
こちらの記事も参考に(2024年6月17日掲載)
【ニュース動画あり】<県内の無線家が “助けを求める通信”
をキャッチ、県警ヘリが救出>新潟県の白髭山で「登山中に携帯電話を落として道に迷い、アマチュア無線機で救助要請」と報道各社が伝える
●関連リンク:
・阿賀町の白髭山で50代男性が遭難 自宅で“SOS”受信したアマチュア無線の愛好家が人命救助(TeNY NEWS NNN)
・夕方ワイド新潟一番(TeNYテレビ新潟)
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