ホーム >> 無線ブログ集 >> FRG-8800 テンキー反応しない

無線ブログ集

  メイン  |  簡易ヘッドライン  

link JHGのブログ JHGのブログ (2024/7/3 7:06:06)

feed FRG-8800 テンキー反応しない (2024/6/18 21:44:17)
FRG-8800 テンキーが反応しないとのことです。


IMGP6910

テンキーの3、6、9、0が反応しません。


IMGP6914

フロント部を前倒しにします。


IMGP6928

テンキー基板を取外しました。

スポンジがボロボロになっていました。

IMGP6929


IMGP6930

タクトスイッチをハンダ強化しました。


IMGP6931

テンキーに残っていたボロボロのスポンジを洗浄しました。


IMGP6932

テンキーの3、6、9、0が反応しないとのことで、各キーに共通している信号線を追います。


2024-06-18 20-43-53


共通の信号線、C1


2024-06-18 20-44-29


C1の信号はCPUの31番ピンに入ります。


2024-06-18 20-45-47


C1を追ってゆきます。


IMGP6920

オシロスコープで確認したC1の信号。

信号は正常に出ているため、どこかで断線や接触不良などが考えられます。

IMGP6919

PLLユニットを取外しました。


IMGP6921

基板にスポンジシートが貼り付けてあります。

CPUにも掛かっています。

IMGP6924

スポンジシートを剥がしたところです。

基板が白くなっており、湿気が溜まった様子が伺えます。

IMGP6925

基板を洗浄しました。

スポンジシートなどは浮遊容量が増加したり、湿気が溜まったりして影響が出ることがあります。

IMGP6926

コネクターを再ハンダ強化しました。


IMGP6923

C1信号の最終着場所であるCPUの再ハンダを強化しました。

テンキーの反応が回復しました。

IMGP6937

MODEスイッチを切り替えたときに受信音が小さくなります。

特にLSBのときに症状が出現します

IMGP6911

BUSY、Sメーターが表示されないことがあります。

CPUの誤作動が原因です。

IMGP6912

バックアップ電池が消耗するとCPUが誤作動してしまいます。

電池を交換したところ全て解消しました。

IMGP6913

各部の調整。

PLLユニット調整。

IMGP6915

VCVを調整。


IMGP6916

サービスマニュアルに従い各BANDにおいて14Vになるように調整。


IMGP6927

VHFユニット取外し。


IMGP6917

メインユニットを点検するも異状ありませんでした。


IMGP6918

受信感度。

7,10Mhz SSB ー128,0dBm

IMGP6935

HF帯におけるSメーター9の標準感度である ー73dBmを受信したとき、


IMGP6933

Sメーター9プラスを指示しました。


IMGP6934

フロントスピーカーの利点もあって、音が良い受信機です。


IMGP6936

execution time : 0.016 sec
サイト内検索

メインメニュー

ログイン
ユーザ名:

パスワード:



パスワード紛失


オンライン状況
57 人のユーザが現在オンラインです。 (46 人のユーザが 無線ブログ集 を参照しています。)

登録ユーザ: 0
ゲスト: 57

もっと...