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<南海トラフ地震の臨時情報「巨大地震に注意」が発表に>アマチュア無線家も “備え” と「非常通信周波数」リストの再確認を! (2024/8/8 20:10:39)
2024年8月8日16時43分、日向灘を震源とするマグニチュード7.1の地震が発生したことに伴い、気象庁は19時15分に巨大地震に注意を呼びかける「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」を始めて発表した。南海トラフ地震の想定震源域では “大規模地震が発生する可能性が普段と比べて相対的に高まっている” とし、政府や自治体からの情報に応じた防災対応を取るよう呼びかけている。アマチュア無線家の我々も、避難用品や防災用品、無線機・非常用電源などの “備え” を再確認すると共に、念のため下記の非常通信周波数や最新レピータリストの確認(メモリーへの入力)も行っておこう。
アマチュア無線 非常通信周波数
JARL制定の「アマチュア無線 非常通信周波数」は下記の通り。
<アマチュア無線 非常通信周波数>
3,535kHz SSB/CW
7,050kHz SSB/CW
14,300kHz SSB/CW
18,160kHz SSB/CW
21,360kHz SSB/CW
28.20MHz SSB/CW
50.10MHz SSB/CW
51.50MHz FM
144.10MHz SSB/CW
145.50MHz FM
430.10MHz SSB/CW
433.50MHz FM
1294.00MHz SSB/CW
<アマチュア無線 呼出周波数・非常通信周波数>
51.00MHz FM
145.00MHz FM
433.00MHz FM
1295.00MHz FM
<アマチュア無線 デジタル呼出周波数・非常通信周波数>
51.30MHz D-STAR(DV)/C4FM
145.30MHz D-STAR(DV)/C4FM
433.30MHz D-STAR(DV)/C4FM
◇
<非常通信の連絡設定用周波数(総務省 周波数割当)>
4630kHz A1A
「A1A電波4630kHzの周波数は、非常通信の連絡設定に使用するものとし、連絡設定後の非常通信は通常使用する電波によるものとする。ただし、通常使用する電波によって非常通信を行うことができないか又は著しく困難な場合は、この限りでない」
◇
Region 1:アフリカ、ヨーロッパ、中東、北アジア
Region 2:南北アメリカ
Region 3:オーストラリア、アジアの大部分、太平洋諸島
出典: IARU R1
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<ボランティアという位置づけだが、免許人が状況に応じて柔軟に>総務省、「アマチュア局による非常通信の考え方」を公表
<「アマチュア無線の活用体制を整備」と明記>総務省、防災関係業務に携わる者を対象とした「非常通信確保のためのガイド・マニュアル」を公表
●関連リンク:
・全国アナログFMレピータ局一覧(JARL)
・D-STARレピータ局開設状況 PDF(JARL)
・D-STARレピータマップ/開設状況(アイコム)
・アマチュアバンドプラン(JARL)
・アマチュア無線と非常通信(JARL)
・アマチュア無線の非常通信マニュアル(JARL)
・非常通信に関する基本方針ならびに非常通信実施要領
PDF (JARL)
・アマチュア無線の社会貢献活動での活用に係る基本的な考え方(総務省電波利用ホームページ)
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