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第一電波工業 M150-SP(M150GXSAそっくり) (2024/8/30 11:15:48)
アメブロ書くのが、あまりに久しぶり杉てログインパスワードを探すのに苦労しました。前回の投稿が2019年12月なので5年前、つまり世の中で”コロナ”という言葉がまだ知られていない頃ですね。私はコロナの影響で派手に事業を失敗し、資産も人材も失い、悲しみのあまり仏門に入るところでしたが、高野山の大門で後ろを振り返って在家に留まり、今は釈迦の仏教を哲学として勉強しながらプチ隠居生活をしています。
さてさて、夏のお楽しみといえばビーチでも花火でも生ビールでもなく”あのバンド”です。そう!166Mhz!昭和の化石のようなアナログ受信マニアにとっては唯一の”生き残り波”といっても過言ではないでしょう。デシマル以下の周波数には深く言及しませんが、今でもPチャンそっくりな交信を生で傍受できる唯一の波が166Mhzなのです。自分の手元の受信機から鳴り響くPチャンぽい交信の何とも言えない高揚感は、たぶん世の中のほとんどの方には絶対に理解されないでしょうが、そんなことは関係ありません。マニアとはそういうものです。
ってなわけで、166Mhzの受信設備を鋭意強化すべく、面白そうなアンテナをポチりました。
ダイヤモンドアンテナ(第一電波工業)の型番M150-SPです。ヤフオク主からの詳細情報はないので、165Mhzの刻印から想像するに、テレビ局の報道用小型中継車の屋根に載ってたんだと思います。その世界をよく知っていますが、あるあるパターンのアンテナです。
アンテナアナライザーでチェックしたら、SWRの最良点は166Mhzにありました。ラッキー!1Mhz高めなのは測定環境による誤差だと思いますが、目的周波数に近いので気分よしです。
後継は多分コレ↓M150GXSAと同じだと思います。
5/8λ仕様と思われるのでh型のラジアルを取り付けて固定の屋根に設置しました。材料はホムセンのテレビアンテナ用部材やアルミパイプで仕上げてあります。なかなかカッコよく仕上がったと思います。このアンテナがほか様の屋根に設置されてたら二度見するレベルかと思います。同軸ケーブルをマストパイプの中に通した点も気に入ってます。
受信成果はというと、1/4λと比べると一長一短です。受信相手局によってメチャクチャ感度アップしたり、ぜんぜん聴こえなかったり。やはりアンテナは長ければいいってもんじゃないことを、改めて実感しました。サガ電子さんのおっしゃる「アローラインの神秘」ってヤツですかね。
166Mhzで、たまに警察無線の通話コードを利用した交信なんかがあると白飯3杯はいけますね。興奮してソワソワしちゃいます。コレだからマニアは気持ち悪がられるんだと自覚してます。