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7MHz 5Wアンプ(人柱版) (2024/9/4 16:58:35)
WVU-604F2,F3で使用できる7MHz 5W出力のアンプ(ケース付き)を製作しましたのでハムフェア(AKCブースで14時以降)で人柱版として若干数ですが頒布します。人柱版なので免許申請などご自分ででき、ある程度知識のある方に使って頂ければ嬉しいです。
(下の電池BOXは含まれません)
1.仕様
●周波数 7MHz
●モード FT8,CW(C級なのでリニアアンプではありません)
●入力電力 0.5W(注:初期のWVU-604Fだとドライブ電力が不足する可能性があります)
●出力電力 5W(12Vで10W近くでますが、放熱器が小さいので電圧とドライブで5Wに調整お願いします)
●入出力 入力SMA-Jメス、出力BNC-Jメス 50Ω
●電源 DC8~12V(送信時約1A)。真ん中ピンがプラス。
外部に電池BOX(18650x3本を取り付け可能)
2.回路について
IRF510Nを使った1FETのC級アンプです。フィルターは3段で当初10MHzも兼用にする予定でしたが7MHzの2倍波が抑えられなかったので7MHzの単一バンドとしています。
WVU-604Fシリーズは送信時にアンテナ端子から微小電流が流れるようになっていますので送受信の切り替えケーブルは不要で、RF同軸の接続のみで行えます。また、ポリヒューズによる簡単な過電流、逆接続保護もつけてみました。
人柱版ということもあり最低限の構成です。以下の回路はありません。
●送受LED→リレーの音やパワー計で判別します
●電力調整→DC電圧、親機の出力で調整します
●スルー回路→DC電源OFFでスルーになります
3.特性
●出力調整について
入力を0.5W程度入れると5W以上出力します。リニアアンプではありません。放熱器が小型なのでFT8で交信するとかなり熱くなるので注意してください。出力が5W程度になるようにDC電圧を下げて適当なところで使用するのがよいと思います。(12V:10W ⇔ 8V:5W程度)
WVU-604F2,F3の場合は出力調整が以下の多回転式ボリュームで調整可能(すみません。回しにくいように配置していますが、横から時計回りに回すと出力減になります)ですので減力して適当なところで使用するのがよいでしょう。
C級アンプのためドライブが0.5W以下だと出力が不安定になり0.2W程度だと出力が出ないと思いますので注意してください。
●スプリアスについて
WVU-604F2~3の外部LPFなしで本機に直結して、アンプ出力5W時の100MHzまでの特性です。
上の写真では50~70MHzあたりが-47dB程度に見えますが方向性結合器の特性(下)から7MHzに対して50MHzが15dBくらいレベルが大きく表示されているためで、実際は-50dBをクリアしています。
4.他の周波数の対応について
LPFを変更することで他の周波数で使用することができますが、ファイナルFETの入力Cが大きいこともあり利得が下がります。28MHzくらいまでは使えるのではないかと思いますので実験してみてください。
(下の電池BOXは含まれません)
1.仕様
●周波数 7MHz
●モード FT8,CW(C級なのでリニアアンプではありません)
●入力電力 0.5W(注:初期のWVU-604Fだとドライブ電力が不足する可能性があります)
●出力電力 5W(12Vで10W近くでますが、放熱器が小さいので電圧とドライブで5Wに調整お願いします)
●入出力 入力SMA-Jメス、出力BNC-Jメス 50Ω
●電源 DC8~12V(送信時約1A)。真ん中ピンがプラス。
外部に電池BOX(18650x3本を取り付け可能)
2.回路について
IRF510Nを使った1FETのC級アンプです。フィルターは3段で当初10MHzも兼用にする予定でしたが7MHzの2倍波が抑えられなかったので7MHzの単一バンドとしています。
WVU-604Fシリーズは送信時にアンテナ端子から微小電流が流れるようになっていますので送受信の切り替えケーブルは不要で、RF同軸の接続のみで行えます。また、ポリヒューズによる簡単な過電流、逆接続保護もつけてみました。
人柱版ということもあり最低限の構成です。以下の回路はありません。
●送受LED→リレーの音やパワー計で判別します
●電力調整→DC電圧、親機の出力で調整します
●スルー回路→DC電源OFFでスルーになります
3.特性
●出力調整について
入力を0.5W程度入れると5W以上出力します。リニアアンプではありません。放熱器が小型なのでFT8で交信するとかなり熱くなるので注意してください。出力が5W程度になるようにDC電圧を下げて適当なところで使用するのがよいと思います。(12V:10W ⇔ 8V:5W程度)
WVU-604F2,F3の場合は出力調整が以下の多回転式ボリュームで調整可能(すみません。回しにくいように配置していますが、横から時計回りに回すと出力減になります)ですので減力して適当なところで使用するのがよいでしょう。
C級アンプのためドライブが0.5W以下だと出力が不安定になり0.2W程度だと出力が出ないと思いますので注意してください。
●スプリアスについて
WVU-604F2~3の外部LPFなしで本機に直結して、アンプ出力5W時の100MHzまでの特性です。
上の写真では50~70MHzあたりが-47dB程度に見えますが方向性結合器の特性(下)から7MHzに対して50MHzが15dBくらいレベルが大きく表示されているためで、実際は-50dBをクリアしています。
4.他の周波数の対応について
LPFを変更することで他の周波数で使用することができますが、ファイナルFETの入力Cが大きいこともあり利得が下がります。28MHzくらいまでは使えるのではないかと思いますので実験してみてください。
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