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link ZCR/bLOG ZCR/bLOG (2024/10/22 16:35:56)

feed 全市全郡 2024 (2024/10/16 22:47:59)

第45回全市全郡コンテスト

C7P での参加である。JARL四大コンテスト 7MHzシングルへの参加は 1997年のAllJAに X7で参加して以来だから 27年ぶりだ。

電力区分Pにした理由は、次のとおり。

  1. この春に設置した 7MHz用スローパー・アンテナ の性能を見究めるため
  2. Mで参加して忙しくて平穏に家事ができない可能性を潰すため
  3. コンテスト翌日も 休日ではなく 仕事

なお、1.8/3.5のスローパーも ATU経由で 7MHzで使えるが、ANTを切り替えてみると 受信での Sの振れがイマイチ悪く *1 、今回は すべて 7MHz用のスローパーを使用した。

Rigは 200W出る FTDX101MPだが、 5W に出力低減し、電力計により確認している。


21時 コンテスト開始。なにしろ、久しく7MHzには出ていなかった *2 ので バンドの状況も把握できていない。

5Wだし、とにかく まずは S&Pで行くしかないだろう・・ しかし、Sメータ振っている局を なんぼ呼んでもダメという局面 *3 の なんと多いことか。
多くの局が聞こえてきてはいるのだが、呼んでコールバックがあるのは半分に満たないという状況。これは CONDX ? それとも アンテナの実力不足?
5Wでは 以前 1.8や3.5で出たことはあるのだが、もっと楽だったような・・

そんな中、最初の Pカテゴリ局 JK2XXKとQSO。Pと聞いて、え゛!? と思った。(^^;)

600km圏内と思われる 1 7 9 0の各エリアとのQSOはゼロ。まったく入感していないというわけでもなく、いちおう入感していて Sも振っていることが多かったのだが、とにかく なんぼ呼んでも無反応なのである *4 。QSBの山で QSOできた局もいたが ほんのわずかだった。

00時を過ぎても 電波飛ばない状況は変わらず、寝てしまった方が良いと判断。 *5



05時起床。
ワッチすると 入感の仕方が なんか違うような・・ 日の出時刻 *6 あたりからQSBが減って さらにハッキリした信号になったようで 最初の 1エリア局 JJ2JQF/1とQSO。この後 次々と 未交信エリアとでき、AJDが完成。

06時台は 最大レートを記録。昨夜 ダメだった局も だいぶ返してくれるようになったが、なんぼ呼んでもダメという局は やはりそれなりに ありおりはべり。 *7

また、午前中の段階では CQ出しても ほぼ 呼ばれない状況で、呼んでくれたのは 2局程度であった。

ナンバ送信後に NR? と訊かれることが多かったので、599O4O2Pを2回連続で叩くようにしたら いくらかマシになった(?) *8


朝食|昼食は簡単なものをシャックで摂った。CWオンリィなので 食べながら電鍵を打てたのだが、夕食の食材も打ち上げの酒もないことが発覚し、15時前後は スーパー買出しに出かけたため QSO数は減少した。
伸び悩んでいる時間帯でもあったと思うので あまり影響は無かったのではないかと・・ ま、真のコンテスタなら こんなことはしないだろうけれど。 *9

なお、夕食は コンテスト終了後とした。 *10


 <タイムチャート>

    | 21 22 23 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20|合計
----+------------------------------------------------------------------------+----
   7| 11  8  7  2  -  -  -  - 13 32 15 13 12 10 12  7 10  3  6 11 11 15 16 12| 226
----+------------------------------------------------------------------------+----
累計|       26       28       41      101      135      155      183      226|


夜になってからの飛び具合は、以前の 1.8や3.5の CPの時よりも いくらか良いくらい。でも 五十歩百歩かな。空き周波数で CQ出して 呼ばれることも多くなったけどね。


 <時間およびエリアごとの交信局数>

[7 MHz]
           1     2     3     4     5     6     7     8     9     0     合計

[21-00]    0     5     6     3     7     6     0     1     0     0     28
[05-11]   52    12    14     4     0     3     5     5     2    10    107
[12-16]   20     7     3     0     0     1     4     0     0     2     37
[17-20]   23     9     6     5     2     2     1     2     2     2     54

  Total   95    33    29    12     9    12    10     8     4    14    226

あまり意味ないかもしれないが、都府県振興局ナンバでのQSO状況は次のとおり・・
WAJAを逃したというより、02や 07が取れていないのが悲しい。

 <マップモドキ>

    11111111111111
    0000000001111100000000111111111122222222223333333333444444444
    1234567890123423456789012345678901234567890123456789012345678
   7..*..*.*.......****.********************.**.*********.****.*.


最初に立てた目標は、交信数で 200以上。200に近づいた夕方の時点で 県内某ローカル局の記録である 220を超えることを目指したのだが、その目標は いちおうクリアできた形となった。

マルチについては・・ このコンテストでは運次第。


スローパーのSWR


なお、使用したスローパーのSWRは次のとおり。 *11

あまり良いとはいえないレベルだが、ATU併用で なんとかなっている。
やはり 銅線のエレメントだけではなく、タワー+マスト等まで含んだ形のアンテナとして動作しているものと考えている。

給電しているエレメントの長さだけによらず、タワー等の寸法と複雑に絡んでいるようで、今でも 8MHz台の方が SWRが低い。 *12


水平面指向性と打ち上げ角


また、MMANAで計算した 水平面指向性は次のとおり。

青がスローパー、赤が14m高の逆V。国内向け打ち上げ角の45度と DX向けの 7度での比較図である。

国内向けアンテナとしては 逆Vの方が良いのかなと思うのだが、ヨーロッパ方面には スローパーがなんぼか良さそうだ。
と いうことで、国内コンテストは想定していなかったアンテナなのだが、まあ なんとか動いてくれたのかな・・と。 *13



弱い信号を取っていただき、ありがとうございました。これに懲りずに また よろしくお願いいたします。




Comments(2)

*1 Sで 1~2悪い。もっとも 受信ノイズは低そうな気もする。

*2 ローカルでも『KPIは 7MHzに出ない』というのはある程度浸透している。(^^;)

*3 苦行

*4 普通の スキップ とは なんか違うような・・

*5 00:50頃 就寝

*6 日の出 05:48

*7 コンテスト記事恒例の なんぼ呼んでもダm・・リストは 当方が小電力の場合は 公表されない慣例となっておりますです。

*8 それでも NR AGN とかが出て 6回くらい打った局面も。あぁ、俺って弱いんだろうな・・

*9 普通のコンテスタでもしない・・

*10 普通どおりの時間で食べたいのだが、ここは苦渋の決断であった。(^^;)

*11 NanoVNA。以前の測定値よりも悪化しているようだが、144/430/1200の新アンテナが至近距離にできたためか?

*12 エレメントを長くしても 7MHzでの SWRは落ちてくれない。何か別のマッチング方法が必要なのだろう。

*13 コンテスト結果見て『ひえーーー!!』とか なったりして?

Tada/JA7KPI : 2024年10月12日(土)

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