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link JL7KHN/ミヤギKI529のブログ JL7KHN/ミヤギKI529のブログ (2024/11/23 17:05:25)

feed NTS-115の受信音改善方法 (2024/10/28 9:07:01)
■SR-01Xに負けたくないじゃん
SR-01Xの第2ロット生産受付があったみたいですね。
受信音がまろやかだけど音量が小さい等の話は有りますが、今度のロットも新しくCBを始める方へ渡ると良いなと思ってます。


さて、一方でNTS115もSR-01に負けじと頑張って欲しい訳ですが、どうにも相談が多いのが受信音。
音が小さいのはともかく、シャーシャーと高い音が目立ち01と比較すると感度が悪いと言うものです。

115も01とほぼ同じ感度なのですが、確かにリグ設置の仕方によって"実用感度"に差が出やすいのは115です。
ですので、前回の記事ではアンテナチューナーはCBに向かないと書いてますが、マイクを握ったり、リグの周りをうろついたり(笑)しなければ、アンテナチューナーで整合を取ってやると"多少の"改善をする事は出来ます。

しかしながら、「ホントは受信出来ているのに上手く聞き取れない」と言うのが115の勿体無い所です。


■内蔵スピーカーを見てみよう
さて、今回はA無しの案件です。
スピーカーを見てみました、それがコチラ
AliExpressで入手可能な8Ω 0.5Wのスピーカーです。

6Vで325mWほどのアンプを使っているのですが、何故か電源電圧定格が高く高出力型の品番が選定されています。
もうちょっと電源電源を上げて、出力を上げると「音が小さい」と言うコンプレインは防げたのに…とちょっと残念です。

とりあえずアンプに対してのスピーカー定格は問題なさそうに見えますが…実際はボリュームを上げるとバリバリと音が割れ始めます。
どうやらスピーカー自体の実力定格不足の様です。


次に、A有りを見てみます。
下の写真では一番右側のスピーカー。変更されていて、定格も1Wへアップされています。
「これは?!」と思ってしまいますね。

ただ、A有りでもボリュームを上げた時の雰囲気は同じで割れた音で、シャーシャーと高音が気になります。

高音のレベルが低音に対し高いと、子音が目立つものの、母音が聞きづらくなり、結果として明瞭度が低下してしまいます。

逆に低音ばかりですと篭った音で聞きにくいと思いますが、それと同じ様にバランスが悪いと聞き取りにくくなってしまいます



■スピーカーを変えてみる
定格は足りていそうに見えますが、もう少し定格が高く、かつスピーカー自身のf特が少し無線向きのスピーカーへ変えてみます。

まずはFosterの1.2W。上の写真で言うと真ん中の物。これは低音域も増え、バランスが良くなってきます。
また、当初あった割れ感もかなり低減されてくれました。

次に試したのは上の写真で左側の、無名の2W品。
定格詐欺の可能性大ではあるものの、試してみるとコレがまたGood。意外な事にFosterよりも良い印象です。


■仕上げに突っ込む物
115の強みは707の様に小さい事。
小さいが故に筐体共振もしやすく、固有の共振周波数も存在します。
少しでも改善する為、内部にはスポンジを入れ込みました。このスポンジも普通のスポンジでは無く、「連続気泡」と呼ばれる少し変わった発泡をさせた物がFBです。
これでだいぶ良くなります。


■オマケの話
ちなみに、結構多くの方が活用しているリペアファンの外付け可変フィルタがあります。恐らくオペアンプ1個くらいで
組まれた回路と思われ、カットオフ特性は意外と緩く、絞っていくとAMで言う中域(1kHz辺り)も絞られていきます。
最初は「あれ?」と思いましたが、8次の様な超高次フィルタと比較すれば「まろやか」な印象のバランスが取れた音になり、昭和感っぽさのある音になっていると思われます。
※1分程しか拝見してないので、雑感です

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