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link アマチュア無線局 JO1KVS アマチュア無線局 JO1KVS (2024/11/21 18:35:47)

feed KX3の純正パドル メンテナンスで調子が戻る (2024/11/13 0:21:16)
エレクラフト社のKX3はうちの主力無線機です。IC7610も主力なんだけど、一度修理(メンテ)に出したら再設置が億劫で、まだ箱の中。裏の配線が多いから散らかったテーブルを片付けないことには作業が難しいんだな。これが。その間活躍していたのがKX3+HL45B。45Wだけれど、たいして問題にはならない。そういえばIC7400の50W改モデルはちゃんと目の前に鎮座しているんだ。これを使えばいいんだけど今はアンテナが繋がっていない状態。で、KX3を使いまくっているわけなんだけど、本体に合体する純正パドルの調子が悪い。接点の汚れかなと思って接点回りをメンテしたんだけど、なんか力かけて接点が触れていても導通していないときがある。受け側が凹んだのかなとかいろいろ考えたけどどうも理解に苦しむ。
もしかしたらアース側の方の導通が不良?
というわけでパドルの構造を知るべく分解してみた。アース側は、本体と4ピン(2✕2)のヘッダーとソケットでの接続(この中のどれか)。ここは問題ないだろう。で基板に渡り基板のハンダ面とアルミダイカスト製のパドル本体に密着してつながる。これは組み立てると密着する寸法に作られている。電気的には押し当てているだけ。アルミダイカストのボディに渡り次はボディにある丸い穴、そこに金属棒が押し込まれている。ここも押し当てられているだけ。そしてパドルのツマミ(これも金属)の動作軸となる穴に金属棒が通り、金属棒からつまみに電気が流れる。ここも接触しているだけ。そしてツマミ自身についている接点がプラス側につながると符号が出る。という構造だった。つまり金属同士が触れているだけの部分が複数ある。しかもそれは動くパーツも含まれている。すべてに接触不良が生じるリスクがある。電線と端子でネジ止めとかしてあれば本当に接点だけ疑えば済むんだけど、接触部はそこだけではなかった。というわけですべて分解清掃して、接点復活剤兼潤滑剤を塗布して再組み立てしてみた。
なんとか調子が戻った。というかすこぶる調子が良くなった。KX3を長年使っていてパドルの調子が悪い方は分解清掃がおすすめです。バネとか飛ばして無くさないように気をつけて。

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