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<iOS端末でのターミナルモード/アクセスポイントモードに対応ほか、機能追加・修正が多数>アイコム、ID-52PLUSの新ファームウェア「Version 1.10」を公開 (2024/11/23 7:00:01)
アイコム株式会社は2024年11月22日、144/430MHz帯D-STAR対応ハンディ機の新製品「ID-52PLUS」「ID-52PLUS アイコム60周年記念モデル」の新ファームウェア「Version 1.10」を同社サイト上で公開した(旧モデルのID-52は対象外)。今回は機能追加として「新しくリリースしたiOSアプリ “RS-MS3I” を使って、iOS端末でのターミナルモード/アクセスポイントモードに対応」と「メモリースコープ機能を追加(メモリーモード/DR機能時)」「デジタルレピータセットの選択肢を追加」「256GBまでのmicroSDXCカードに対応」のほか、5項目の修正や改善と変更が行われている。
アイコムの新製品「ID-52PLUS」と「ID-52PLUSアイコム60周年記念限定モデル」
ID-52PLUS/ID-52PLUS アイコム60周年記念モデルの新ファームウェア公開は2024年7月の発売開始後これが初めてとなる。今回発表された内容は次のとおり。
●ID-52PLUS/ID-52PLUS アイコム60周年記念モデルの新ファームウェア(Version 1.10)
初期バージョンVersion 1.00からの変更点:
★新しくリリースしたiOSアプリ「RS-MS3I」を使って、iOS端末でのターミナルモード/アクセスポイントモードに対応
★レピータリストのインポート機能を改善
レピータリストのインポート時、既存の並び順を残したままインポートできるように対応
★メモリースコープ機能を追加(メモリーモード/DR機能時)
★デジタルレピータセットの選択肢を追加
★256GBまでのmicroSDXCカードに対応
※無線機本体で初期化(フォーマット)する必要があります
★DVモードで画像伝送受信時に画像が表示されるまでの時間を短縮
★DVモードで送信するときにコールサインが空白になる場合があったのを修正
★DVモードで送信するときにビット同期信号が想定より短くなっていたのを修正
★その他、軽微な変更
iOSアプリ「RS-MS3I」。なおアイコムの資料「DVゲートウェイ機能について」には “2024年11月現在、RS-MS3Iで接続ができるのはID-52PLUSだけです” との注意書きがある
ID-52PLUSのファームアップは、microSDカードを使用して行うことができる(取扱説明書で確認のこと)。なおファームウェア書き換え後はバージョン情報の数字が次のように表示されるという。
Main CPU:1.10
Sub CPU:1.00
DSP:1.01
GPS:13196
Bluetooth:2.01
詳細は下記関連リンク参照のこと。なお11月23日朝の時点で「RS-MS3I操作説明書」は未掲載となっている。
●関連リンク:
・ID-52PLUS ファームウェア ダウンロード(アイコム)
・ID-52PLUS 仕様変更のお知らせ(アイコム)
・DVゲートウェイ機能について(アイコム)
・iOSアプリ RS-MS3I(APP Store)
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